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『カツベン!』青山祭イベント

2019-11-03 更新

成田 凌

カツベン!katsuben 配給:東映
2019.12.13 ROADSHOW
© 2019「カツベン!」製作委員会

 初主演の映画『カツベン!』の公開に先駆け、11月2日(土)に、成田 凌が青山学院大学学園祭・青山祭と早稲田大学学園祭・早稲田祭にて、トークイベントを開催。数ある学園祭の中でも、動員率No.1とNo.2を誇る両学祭で、たくさんの学生からの質問に答えた。今回は青学祭に参加した様子をレポート。


 青山学院大学・青山祭に参加した成田。予告後、舞台に登場すると詰め掛けた約560人もの学生からの黄色い声援が飛び交った。青学の印象を聞かれた成田は、「実は学食を食べに来たこともありますよ。印象は……、勉強するところですよね(笑)」と述べた。「またフラッと来るかもしれませんよ?」と言うと、会場は大興奮。冒頭プロフィール紹介では、2つ上の兄との関係を話し、一度も喧嘩をしたことがないと述べると、「お兄ちゃんが僕を好きすぎるんです」と笑う。また高校時代はサッカーに没頭し、あまり華やかな世界には縁がなかったと述べる。「今日ミスコンとかやってましたが、そういうのにかすったことがないんですよね」とのこと。また運動が好きで最近までサッカーをやっていたそうだが、「サッカーをやっていて、『カツベン!』撮影前にあばらを痛めてしまって。カツベンって、声を張るから結構痛くて。薬を飲んでごまかしてましたね」と裏話を教えてくれた。プライベートでは美容師免許を持っている成田だが、なぜ美容師を目指そうと思ったのか聞かれると、「本当に勉強したくなくて。でも入学したら、めちゃめちゃ座学が多くて(笑)」と学生時代を振り返る。ただ美容師免許を持っているおかげか、俳優をはじめてすぐに美容師役をいただいたそうで、「いつか、主役で美容師の役をやりたいなぁ」と夢を語った。

 質問コーナーでは、学生から募集した質問に回答、「毎日後悔しないためにしていることはありますか」と言う質問に、「結構後悔しますよ。例えば昨日は久しぶりにお休みだったんですけど、ベッドとソファーの往復だけで。で、気づいたら17時になっていて後悔(笑)」と回答し、学生たちの笑いを誘った。さらに「でもどんなに仕事が遅くなっても、帰ってきたらバラエティー番組は観ます」と意外な私生活が見えた。2つ目の「お母さんの料理の中で一番好きなものはなんですか?」という質問には、「お雑煮です! お餅が好きで、お正月とかはずっとお雑煮食べてます」と餅好きを披露。また「おいしい」というとずっとその料理を毎日作るお母さんで、成田家のハンバーグにはひじきが入っているとのこと。しかし成田は、「僕はすきじゃないんですよね~(笑)」と言い、成田家の食卓事情をこっそり教えてくれた。最後に、「死ぬまでにやっておきたいこと」を聞かれると、「うーん、結婚ですかね」と意外な回答が。「男友達3人で恐竜博物館に行ったんです。そしたら子どもがいっぱいで、子どもほしいなぁってみんなで思いました」と述べた。

 本作『カツベン!』について成田は、「周防監督とお仕事が出来るっていう喜びもあるし、何より“初出演”ということが周防監督の作品で出来るというのは、役者をやっている人は誰もが羨むことだと思うので、ただただ嬉しかった」と周防組初出演が決まった時の心境を教えてくれた。また現場は非常に楽しかったそうで、「ベテランの俳優さんたちみんなが口をそろえて“楽しい”って言ってくださることって本当に珍しくて、周防監督も“今までで一番楽しかった”と言っていて、それはすごく嬉しくて。その結果こんなにも素晴らしい作品が出来て、日本を代表する作品になる気がしている」と述べ、「この作品は宝物です。最初で最後の“初出演”ですしね」と『カツベン!』への並々ならぬ愛を語った。

 次に学生がカツベンにチャレンジする「カツベンチャレンジ」なのだが、準備中になんと成田が「カツベン」をサプライズ披露! 劇中のカツベンを少しだけ披露したが、会場からは割れんばかりの拍手がなり、観客のボルテージはMAXに! 成田が温めたステージに、1人目のアナウンサーを目指す青学生が登壇し、映画のメイキング映像に合わせたオリジナルのカツベンを披露。1人目からアナウンサー志望らしいカツベンに成田は、「すごい! 鳥肌が立ちました」と驚きを隠せない様子。また2人目の挑戦者は三線を使ってカツベン。心の声を面白くアレンジし、最後は映像カットに合わせて三線での演奏も披露!「これぞカツベン!って感じですね! 声色を変えて観客を笑わせて、すごい」と成田は感想を述べた。3人目はお笑いコンビをやっているという女性2人がカツベンを披露。メイキング映像をテーマパークに行ったカップルに見立ててカツベンをした。すべての学生のカツベンを聞いた成田は、「1つの作品をいろいろな物語にできるのが、カツベンの良さです!」と語った。


katsuben

 プレゼントコーナーでは、なんと1人目に引かれた人が不在!というハプニングからスタート。次に選ばれた幸運な学生は、成田に直接壇上で名前を書いてもらいサイン入りプレスを手渡ししてもらった。2人目の学生には、学生の私物にサインをプレゼント。登壇した学生は成田を前にして、「もーー、本当に緊張です! この世の美を全て結集したようなかんじです」と大興奮。


katsuben

 惜しまれながらもイベントは終了時間を迎え、成田は「楽しかったです! カツベンをここで披露したいなとも思いました。初めての学園祭で1時間ももつかなと思っていたけど、実際は足りないね」と笑顔で話し、名残惜しそうに舞台を後にした。



(オフィシャル素材提供)



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