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2018-05-06 更新
役所広司、柚月裕子(原作)、白石和彌監督
赤ペン瀧川先生、秋本鉄次(映画評論家)
配給:東映
2018年5月12日 全国ロードショー
© 2018「孤狼の血」製作委員会
5月12日(土)公開、昨今の日本映画にはない熱量とバイオレンスが魂に焼き付く、“血湧き肉躍る”映画『孤狼の血』。本作の公開を記念し、5月5日(土)に紀伊國屋書店新宿本店にて特別展開催記念テープカット及びトークイベントが開催された。
主演の役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、江口洋介、竹野内豊、石橋蓮司など豪華キャストの共演が話題の映画『孤狼の血』。テープカットイベントでは主演の役所広司。原作者の柚月裕子氏がご登壇され、トークイベントではテープカットで登壇された役所広司、柚月裕子氏に加え、白石和彌監督、MCには赤ペン瀧川先生が登壇し、撮影秘話などを語った。
当日イベントでは、GW真っ只中ということもあり、開始前のも関わらず大勢の人だかりで、紀伊國屋書店新宿本店前はまるで祭りのような盛り上がりを見せていた。テープカットイベントではMCの紹介と共に役所広司、柚月裕子氏の順で登場、大きな歓声に包まれた。
MCから挨拶を求められ、柚月裕子氏は「多くの方に立ち止まっていただきとてもうれしいです。紀伊國屋書店 新宿本店も『孤狼の血』一色となっています。ぜひお楽しみください」と一言。
役所広司は「原作を読んで映画を観てもよし、映画を観て原作を読んでもよし。映画は5月12日公開ですのでぜひよろしくお願いします」と話し、会場は大盛り上がりとなった。
新宿の熱気がさらに高まる中、いよいよ特別展の開催を記念してのテープカットが執り行われた。テープカットには紀伊國屋書店新宿本店店長の西根店長も一緒に参列し、3人でのテープカット。MCの合図でテープが切れた瞬間、大きな歓声と拍手に包まれた。
トークイベントは1部と2部の2部構成で行われ、1部では柚月裕子氏、白石和彌監督が登壇。2部柚月裕子氏、白石和彌監督に加え、役所広司が登壇した。
1部ではまずMCの赤ペン瀧川先生、解説に映画評論家の秋本鉄次氏が登場、冒頭に秋本鉄次氏が「本日5月5日は子供の日ですが、今日この会場だけは“孤狼の日”として制定したいと思います!」と会場を沸かせ、赤ペン瀧川先生によるトークイベントの説明や秋本氏の角川文庫の歴史についての解説で会場は大いに盛り上がりを見せた。
そしていよいよ柚月裕子氏が登場。MCの赤ペン瀧川先生から役所広司が演じた「大上章吾」について聞かれると、「映画で役所広司さんが演じられると聞いた時、私が書いた以上の恐い大上になるなと思いました」と当時を振り返った。その後柚月氏は一旦退場し、赤ペン瀧川先生の映画『孤狼の血』予告と生「赤ペン瀧川の映画添削」が行われ、会場は大盛り上がり。またこの紹介の中で赤ペン瀧川先生が実は署長役として映画『孤狼の血』に出演してることが発覚! 意外性からか会場から笑いと拍手が巻き起こった。
その後、赤ペン瀧川先生の紹介と共に白石和彌監督と柚月裕子氏が登場。
まず監督へ「原作/ミステリー→映画/アウトローへとなぜ変わったのか?」との質問に監督は、「映画化では2時間にまとめなきゃならないという中で、気がつくと、、血みどろになっていました」とコメントし笑いを誘った。また今作でバディを組んだ役所広司、松坂桃李について聞かれると、「桃李くんに関しては映画の中心であり、桃李くんの真っ直ぐさが日岡とリンクして頼もしかった」と語り、また役所広司については「僕はまだ若手監督だと自分では思っているのですが、憧れの役所さんに出てもらえてうれしかったですし、大上を演じて恐さだけでなく、可愛らしさも加えてもらいました」と絶賛。
その後、赤ペン瀧川先生の「赤ペン瀧川の映画添削」でもあった映画『孤狼の血』に署長役出演時のメイキング映像が上映され。それに対して白石監督は「このコーナーいります?」、柚月氏は「凛々しくて素敵でした」とコメント、会場は和気藹々の雰囲気に包まれた。
さらに、赤ペン瀧川先生より先日、発売された「孤狼の血」の続編となる「凶犬の眼」についての質問があり、柚月氏よりどういった内容なのか、どういったところ見て欲しいのか語られた。それを聞いて赤ペン瀧川先生は白石監督に映画化となった際には……と質問、「『孤狼の血』がヒットしたらぜひ撮りたい! 続編がすでに用意されているなんてこんな幸せなことはないです」と意欲を見せていた。次回作への期待が高まる中、1部は大盛況のうちに幕を閉じた。
2部では引き続き、MCに赤ペン瀧川先生が登場。そして紹介と共に役所広司、白石和彌監督、柚月裕子氏が登場。登場と同時に会場はさらに大きな拍手に包まれた。
役所広司は登場の挨拶で、「このイベントをきっかけにこの映画が大ヒットするように宣伝してください」と笑いを誘った。
赤ペン瀧川先生より「主人公“大上章吾”を演じてみて共通点などはありましたか」と聞かれると役所は、「共通点は全く無いのですが、大上は天使だと思って演じていました。ただ汚い天使ですけど」と今回演じた役柄について笑いを交えながらコメント。
さらに共演者の松坂桃李について共演した印象を聞かれると、「成長する日岡をしっかりと演じきっていました」と感慨深げにコメント。また松坂桃李とのシーンで大変だったシーンは?と聞かれると、「台詞が多いシーンがあったんですけど、現場でいきなり、“このシーン、ワンカットで撮るから”と監督に言われた時には驚きました」と撮影当時を振り返った。そのシーンに対して白石監督は「撮影が後半で広島に行きつけの店ができていたので、早く行きたくて」と冗談を交えながら語り、「大上と日岡二人にとってとても大切なシーンで、自分が編集するときに切れないように、自分を追い込む意味でもワンカットで撮らせていただきました」と明かした。
赤ペン瀧川先生より撮影中の苦労話を聞かれると、役所は「呉弁で話すのが一番大変でした。呉の方が聞いた時に不快に思われないように自然に聞いてもらえうようにと、しっかり練習しました」と語った。
最後にメッセージでは、白石監督は「目を覆うようなシーンもありますが、多くの方に楽しめるようなエンターテイメントとなっておりますので、ぜひ劇場にお越しいただければと」とコメント。役所は「日本映画が変わって活気づくきっかけになるような映画となっておりますので、ぜひ劇場でご覧いただければと思います」とメッセージ。フォトセッション後イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
映画『孤狼の血』特別展は、紀伊國屋書店新宿本店(東京都新宿区新宿3丁目17-7)にて開催中。
(オフィシャル素材提供)
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