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2017-04-08 更新
役所広司、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介
白石和彌監督、柚月裕子(原作者)
配給:東映
2018年5月12日 全国ロードショー
© 2018「孤狼の血」製作委員会
柚月裕子のミステリー小説を映画化した『孤狼の血』の製作発表会見が、都内で行なわれ、役所広司、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介、白石和彌監督、原作者の柚月裕子が登壇した。
第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子のミステリー小説が原作。昭和63年の暴力団対策法の成立直前の広島県を舞台に、暴力団系列の金融会社社員失踪事件を捜査する警察と暴力団組織の激しい闘いが描かれる。
型破りの捜査方法で、暴力団との癒着さえ噂される刑事・大上を演じる役所は「若い頃に『仁義なき戦い』シリーズを観て、ドキドキワクワクしていました。このテイストは東映で作らなければいけない作品。監督もこのテイストを撮らせたら、今、白石監督以外にないと思います」とコメントした。
役作りについても「大上という男は、法律は関係なく無茶苦茶に捜査する。彼なりの正義がどれだけ伝わるか楽しみ」と話す。作品の魅力を問われ、役所は「監督と初めてお会いしたときに『日本映画には元気のある作品が少ない』と話していました。脚本では、原作のハードボイルドに白石監督の世界をたした、もっとアウトローな映画になります。人間臭いユーモアもある。登場人物もすべてが魅力的です」と熱くアピール。また、呉弁に悪戦苦闘していることも明かしていた。
今作で役所のバディ役を務める松坂が、「映画『日本のいちばん長い日』でも共演させていただきましたが、ここまでガッツリ、バディとして作品で生きられるのは初めてで、楽しみでしょうがないです。役所さんに必死に食らいついていきたい」と目を輝かせると、役所は「(広島市)呉でのオールロケということで、監督に撮影の余白を作っていただいて、酒でも飲みに行きますか」と話すと、松坂も「行きたいです!」と期待。白石監督は「作りますよ。約束します」と応えていた。
白石監督は「最高のキャストがそろった!」と豪華キャスト陣を前に自信をみなぎらせ、「早く広島に入って、皆で大暴れしたい」と意気込んだ。
劇中、真木はクラブ「リコ」のママ・高木、石橋は五十子会組長・五十子正平、江口は尾谷組の若頭・一之瀬を演じる。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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