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舞台挨拶・イベント

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『歩けない僕らは』完成披露試写会トークイベント

2018-04-17 更新

宇野愛海、落合モトキ、板橋駿谷、門田宗大、佐藤快磨監督

歩けない僕らはarukenaibokurawa

2019年劇場公開予定
© 映画『歩けない僕らは』

 “回復期リハビリ病院”が舞台の映画『歩けない僕らは』が完成し、完成披露試写会とトークイベントが行われた。


 プロデューサーから「回復期リハビリ病院が舞台の映画を作りませんか?」というようにお題が与えられた映画製作は初めての挑戦だった佐藤快磨監督は、栃木の回復期リハビリ病院“リハビリテーション花の舎(いえ)病院”に何度も取材に行って、「患者さんとセラピストの関係性を描くこと」をテーマにすることにしたと説明。

arukenaibokurawa 「回復期リハビリでは患者さんとセラピストが一つの体を共有していくのだが、そのための言葉やコミュニケーションの答えのなさを描いた」と語った。また、取材のなかで、セラピストからの「リハビリをすることで歩けることが重要なのではなくて、歩いて何をするか大事」という言葉に制作のヒントを得たという。

 監督と一緒に回復期リハビリ病院に取材に行った主演の宇野は新人理学療法士を演じるにあたって「、主人公・遥とおなじ、一年目の理学療法士さんの話を聞けたことは大きかった。『患者さんとの距離感が大切で難しい』という言葉を常に考えていた」と述懐。

arukenaibokurawa 撮影中、監修の療法士さんから「声掛けが上手い」と絶賛されていた板橋は、「(撮影の)1年半前に舞台が始まって初日の冒頭5分目で靭帯を切ちゃって、その手術をした後にリハビリに通っていて、その時の経験を活かしました」と驚きの告白。「(療法士さんの)いろんな声掛けやどうでもいい会話から安心を感じ、回復していく自分が分かった」と語った。

arukenaibokurawa 理学療法士役の役者さんたちには、普段から若手に教えている監修の療法士さんがついていたのでよかったけれど、療法士さんは、どうやったら左半身麻痺に見えるかということは教えたこともないわけで、患者役の落合は、役作りは自身でするしかなかった。アプローチの方法として、「同じ障害を抱える患者さんをただただ見ることから始めて、シルエットを大切にした。明日自分にも起こることかもしれないと考えながら見てもらいたい。」と話した。

arukenaibokurawa 落合演じる柘植の職場の後輩役を演じた門田は、病院外の映像なしに、お見舞いのシーンのセリフだけで、柘植が左半身麻痺になったことで変わった彼女との関係や仕事面のことを観客に伝える役割があった。「優しい後輩が、言いづらいことを先輩に伝えていくために格闘する想いを考えると吐きそうになった」と語った。

 ぜひ注目して欲しいシーンや好きなセリフを聞かれたキャスト陣はそれぞれ、宇野は「あるモノを壊すシーンが快感でした」、落合は「冒頭のシーン。本番でいきなり雨が降ったが、結果的によかった」、板橋は「作品全体の空気感。映画の中の日常と実際の生活の日常が変わらない雰囲気を感じてほしい」、門田は「ひとりひとりのキャラクターの背景が感じられる点」と答えた。

 最後に、佐藤監督が「もし突然自分が歩けなくなったら、大切な人が明日歩けなくなったら、と考えて制作しました。この映画を観ていただく方と一緒に、そのことについて考え続けることができたら」と挨拶した。

 その後、クラウドファンディングの支援者とキャストと監督が集合写真を撮り、トークイベントは盛況に終わった。なお、本作は、5/14(月)まで、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で、映画の映画祭出品及び東京・大阪での上映(釜山国際映画祭のコンペ部門に招待された佐藤監督の長編第1作目である『ガンバレとかうるせぇ』との同時上映の機会も模索)のための宣伝費の支援を募っている。


宣伝費クラウドファンディング『歩けない僕らは』プロジェクト・ページ
http://motion-gallery.net/projects/arukenaibokurawa (外部サイト)



(オフィシャル素材提供)



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