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2017-03-06 更新
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017も、いよいよ3月6日(月)に最終日を迎えた。市民のおもてなしによる<さよならビュッフェ>では、映画祭に参加したゆうばり市民や一般客が選ぶ「ゆうばりファンタランド大賞」ほか各賞が発表に。本年度の大賞には、人気俳優・斎藤 工による“齊藤 工”名義での長編初監督作『blank13』が選ばれた。また、会期中最も市民や一般客に支持された人物に贈られる「人物賞」は、『KOKORO』、『哭声/コクソン』、そしてトーク企画に登場した國村 隼に決定。ご人が登場し、会場で受賞の喜びを語った。なお受賞者には、夕張の石炭で作った特製トロフィーが授与された。
<ゆうばりファンタランド大賞発表!>
【作品賞】『blank13』
アンケートの得票数が圧倒的に多くいずれも高い評価が集まったこと、またゆうばり映画祭とも関係の深い斎藤が、“齊藤 工”初めて長編監督作品ということで、ゆうばりファンタランド大賞の受賞が決定した。
◆受賞コメント:齊藤 工(監督)
親愛なる夕張の皆様、今年も素晴らしい映画祭をありがとうございました。皆様の暖房よりも温かい歓迎に対し再び作品と共に「ただいま」と言えるよう精進して来たつもりです。そんな皆様に支えられ作った『blank13』が夕張の皆様によって評価していただけたことはこの上ない歓びです。
しかし、本当に評価されるべきは映画祭スタッフ、学生ボランティアスタッフ、夕張市民の皆さんの方です。あなた方がいなかったら多くの作品が路頭に迷います。多くの映画人が行き場を失います。皆様に心から感謝しています。
この度の受賞、我が最高のスタッフ・キャスト陣と喜びを分かち合いたいと思います。そしてまた次の「ただいま」の活力になりました。
【人物賞】國村 隼
(『KOKORO』、『哭声/コクソン』、國村 隼トーク企画「俳優・國村 隼KOKOROの声」)
招待作品部門で上映された『KOKORO』、『哭声/コクソン』というタイプの違うに作品を見事に演じ分けたことが、多くの観客に感動を与えたとして人物賞が授与された。
◆受賞コメント:國村 隼(俳優)
ゆうばり映画祭の存在は知っていて、行った人から「すごくいいよ」とずっと聞いていました。今回実際に来てみて、この寒い時期の北海道でこんなにあたたかい映画祭があるというのは、日本に誇るべきだと感じました。さらに人物賞もいただいて、ありがとうございます。
【イベント賞】北海道ロケトークスペシャル第3弾 鈴井貴之監督作品『雪女』からみる旧産炭地の魅力
鈴井貴之と鈴木直道夕張市長が旧産炭地の魅力についてトークイベントを実施。旧産炭地である夕張ならではの企画が好評を博し、イベント賞に決定した。
【ゆうばり市民賞】『大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン』
ゆうばり映画祭常連の「鉄ドン」チームが、今まで以上にハイクオリティな作品を引き連れて映画祭に帰ってきたことから、熱い支持を受けての受賞となった。
◆受賞コメント:おかひでき
本作は監督だけで28人いて、今回のゆうばり映画祭では45人の関係者が関わりました。怪獣の着ぐるみもたくさん持ってきて、市民の皆さんと楽しく遊べました。今回市民賞をいただけで感無量です。ゆうばり映画祭とは切っても切り離せない縁がある「鉄ドン」、これからもかわいがってください。
本年度総来場者数:12,516人
今年度のゆうばり映画祭来場者数は、スクリーンの減少により昨年(13,650人)を下回ったものの、開催期間中は天候にも恵まれ、道内外から多数の人々が来場した。
(オフィシャル素材提供)