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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『マネーボール』ジャパンプレミア レッドカーペット・舞台挨拶

『マネーボール』ジャパンプレミア
レッドカーペット・舞台挨拶

2011-11-11 更新

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー

マネーボール

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
11月11日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

 11月9日、アカデミー賞の呼び声が高いブラッド・ピット主演の感動の実話、11月11日(金)公開の『マネーボール』のジャパンプレミアが開催された。

 ブラッド・ピットが、アンジェリーナ・ジョリーを伴ってレッドカーペットに登場すると、一斉に歓声が沸き起こり、二人はたっぷりとファンサービスに応えた。
 また舞台挨拶では、東日本大震災の被災地の野球少年たちも登壇し、「被災地の野球少年にボールを届けよう!」プロジェクトにて全国から集められた「希望のボール」を、舞台上でブラッド・ピットから少年たちへ贈る贈呈式を行った。

 4200名の観客から大きな拍手で迎えられたブラッド・ピットは、「日本に来られてすごく嬉しいです。4年かかってつくった作品です。たぶん気に入っていただけると思います。もし気に入らなかったら、そのときは言わないでくださいね」と挨拶し、会場の笑いを誘った。

MC: 実際の人物を演じるにあたって難しかった点は?

ブラッド・ピット: 実在の人物を演じるのは、正直難しいと思っていましたが、ビリーとは4年間付き合ううちに気が合って、笑い話をしたりするうちに自然と演じることができました。彼のストーリーを公平に伝えられていると思います。
 この監督のすごいところは、「切なさ」と「ピュア」な部分の両面を詩的に描いていて、でもメルヘンというよりも、リアルな怖さを感じることができます。最後は観ている人の主観に委ねられます。僕個人の主観ではハッピーでない、バッド・エンドなんですが、こんなに爽やかなバッド・エンドもないなと……。複雑な映画でした。いろいろなところに布石が打ってあるんです。ゾーッとするような(笑)。でも、素敵な映画です。

MC: 今日は、パートナーのアンジェリーナ・ジョリーさんも一緒にレッドカーペットを歩かれていらっしゃいましたが、もし、ブラッド・ピットさんが、ご家族で野球チームを作るとしたら、ご自分はどのポジションになると思いますか?

ブラッド・ピット: 実は野球チームには1人足りませんが、僕がなるとしたらショートですね。みんなに絡めるポジションですから。
 アンジェリーナのポジションは、僕が決めることではなく彼女が決めることです。

MC: この映画はアカデミー賞において、最優秀主演男優賞を含む複数部門での受賞が間違いないという評判ですが、ブラッド・ピットさんは今回、プロデューサーとしても4年もかけて製作にも関わってこられ、並々ならぬ思いがあると思います。アカデミー賞に向けての手応えは如何ですか?

ブラッド・ピット: そういった賞の噂があることは嬉しいことではありますが、映画をつくるにあたっては、とにかく良い作品にしよう、今の時代に合ったメッセージのある映画をつくろうということに集中していて、賞のことはあまり考えていません。

MC: ご存知の通り今年3月の東日本大震災によって東北地方の多くの野球チームが道具を失ってしまいました。映画『マネーボール』は、野球を通じた家族の愛、仲間を大事にする気持ち、逆境での絆などを描いていますので、今回、大きな被害を被った野球少年たちを助け、応援するプロジェクトを行ってきました。いま出てきましたボックスに入っている沢山の野球ボールは日本全国の皆さんから集められたボールの一部です。心あるボールの数、その数なんと、4159個です!! 実は今日、その東北地方の野球少年たちにこの会場へ来てもらっているのですが、ブラッド・ピットさんからも被災地で頑張っている野球少年たちにサイン入りボールをプレゼントしていただけないでしょうか?

ブラッド・ピット: もちろんです!

MC: ありがとうございます! それでは、リトルシニア東北連盟 宮城県支部の野球少年の皆さんに登場していただきましょう! リトルシニア東北連盟 宮城県支部から気仙沼チーム、石巻チーム、石巻中央チーム、東松島チーム、七ヶ浜チームの皆さんです。

 気仙沼  高橋 尚己(たかはし なおき)くん
 気仙沼  岩石 秀喜(いわいし ひでき)くん
 石巻   今野 範生(こんの のりお)くん
 石巻   西條 栄佑(さいじょう えいすけ)くん
 石巻中央 佐々木 啓太(ささき けいた)くん
 石巻中央 佐々木 侑太(ささき ゆうた)くん
 東松島  渥美 登武(あつみ とむ)くん
 東松島  井上 道夫(いのうえ みちお)くん
 七ヶ浜  相澤 一寿(あいざわ かずとし)くん
 七ヶ浜  鈴木  巧(すずき たくみ)くん

MC: 皆さん、遠くからようこそお越しいただきました! ブラッド・ピットさんと会場の皆さんに元気よく挨拶をお願いします!

 野球少年たちの挨拶の後、ブラッドは一人ひとりにサイン入りボールをプレゼント。

七ヶ浜 鈴木巧くん: とても嬉しいです! 一生の思い出です!! これからも練習がんばります!

MC: それでは、ブラッド・ピットさんから、被災地を始めとする全国の野球少年たちへメッセージをお願いいたします。

ブラッド・ピット: 震災のときはニュースで見て、本当に驚きました。世界中旅をしていても日本のことは常に気にしていました。被災した方々の頑張り、粘り強さは、私たちにも影響を与えています。心からの敬意を表します。アスリートたちや映画に関わる我々が、みなさんへ癒しの場を提供できればと思います。

 そして最後に、ブラッド・ピットとリトルシニアの皆さんが一緒にフォトセッションを行った。

(オフィシャル素材提供)


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