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『犬王』
アヌシー国際アニメーション映画祭2020にて制作映像公開!

2020-06-17 更新

犬王inu-oh
© “INU-OH” Film Partners
配給:アスミック・エース

 2021年公開予定の長編アニメーション映画『犬王』。650年以上続く舞台芸術《能》の歴史に隠された、知られざるポップスター【犬王】を、監督・湯浅政明×キャラクター原案・松本大洋×脚本・野木亜紀子の、常に新作が期待されるスタッフ陣で描くミュージカル・アニメーション。南北朝~室町期に活躍し、世阿弥と人気を二分した実在の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚(ともな)の友情の物語。

 この度、アヌシー国際アニメーション映画祭2020で監督が明かす作品の魅力、そして最新画像やキャラクター原案、メインスタッフ情報を解禁! ベールに包まれた新作『犬王』の一端が明らかになる。

 初のオンライン開催となるアヌシー国際アニメーション映画祭2020<6月15日(月)16:00~30日(火)/日本時間>が開幕した。映画・アニメのプロフェッショナルが集い、公開予定の作品の制作過程を紹介するプログラム「Work in Progress」に映画『犬王』が選出されている。15日(月)16時より本映画祭プログラム内動画にて、湯浅政明監督自らが本作のテーマである知られざる能楽師をポップスターとして描く背景について明かし、制作進行中のアニメーションの一部や設定画、松本大洋によるキャラクター原案を初公開した。


【“Work in Progress”内 湯浅監督動画よりコメント抜粋】

 湯浅監督は主人公2人について、「犬王は不遇の中にあっても、とことん明るく、自分の生き方を自分で決める存在。友魚は盲目の琵琶法師で耳に聞こえたものから、世界を認識していく。明るくて自分を肯定する力が強い犬王に出会って、心を開き、2人でどんどん人気者になっていく」と解説し、キャラクター原案については、時代設定がありながらも、「松本大洋さんらしい流麗な雰囲気を映像でも再現したい」「真っ暗闇の中で音がしたものから次々に画が見えていく様子を映像として表現したい」と、幾つかのテスト映像も披露した。「伝統芸能というと難しそうなイメージがありますが、当時大衆に人気があったというのが面白いと感じたので、現代のパンクやハードロック、ヒップホップなど、新しいジャンルのポップミュージックが登場し、人々を熱狂させた瞬間のように、様々な自由な表現も入れながら描きたい」「社会生活の中で、なかなか報われないと感じている人も多くいるのではないかと思いますが、しっかりちゃんとやったものは、どこかで残っていくものだ、というようなテーマをこの映画で伝えられたらと思いますし、こんな人がいたかもしれない、という犬王と友魚の二人の物語は、とても力強いものになりそうだ、という手ごたえを感じています」と語った。


【ANNECY FESTIVAL -Work in Progress- “Inu-Oh”】
https://www.annecy.org/programme/index:film-20208201 (外部サイト)


 さらに、この度、アヌシー国際アニメーション映画祭開催に先駆け、松本大洋によるキャラクター原案・スタッフ情報も初解禁となった。

 監督・湯浅政明&キャラクター原案・松本大洋&脚本・野木亜紀子に続き、メインスタッフも解禁となった。「ピンポン THE ANIMATION」他様々な作品で湯浅監督とタッグを組んできたキャラクターデザイン・作画監督:伊東伸高に加え、美術監督:中村豪希は「ねこぢる草」で、メインアニメーター:松本憲生は「四畳半神話大系」や「映像研には手を出すな!」などで湯浅政明と一緒に作品を作ってきたクリエイターの参加が決定。

 およそ600年の時を超えて、歴史に消えたポップスター・犬王が現代に再び姿を現すとき、どんな物語が謳われるのか――。映画史を揺るがす『犬王』の誕生に期待が高まる。

 映画『犬王』日本公開は2021年を予定している。


【犬王(いぬおう)】[生年不詳~応永20(1413)年5月9日没]

 南北朝~室町期の能役者、能作者。同時代を生きた観阿弥、世阿弥の父子と同様に三代将軍足利義満の愛顧を受けて、むしろこの二者よりも贔屓にされていたと伝えられる。事実、後進である世阿弥には多大な影響を与えた。その死に関しては「紫雲が立った」と記述する書も残る。数々の名作を描いたらしいが、作品はいっさい現存していない。
  「平家物語 犬王の巻」より



(オフィシャル素材提供)



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