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舞台挨拶・イベント

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『ねことじいちゃん』初日舞台挨拶

2019-02-23 更新

立川志の輔、柴咲コウ、小林 薫、柄本 佑、銀粉蝶、山中 崇、葉山奨之、岩合光昭監督
猫キャストたち

ねことじいちゃんnekojii 配給:クロックワークス
絶賛公開中!
© 2018「ねことじいちゃん」製作委員会

 動物写真家の岩合光昭の初監督作品で、落語家・立川志の輔の初主演映画となる『ねことじいちゃん』が“猫の日”2月22日(金)に公開! 志の輔、岩合監督をはじめ、共演の柴咲コウ、小林 薫、柄本 佑、銀粉蝶、山中 崇、葉山奨之が新宿バルト9にて初回上映後に行われた舞台挨拶に登壇した。


 岩合監督は初監督作品の公開を迎え「ここにいらっしゃるキャストの皆さん、スタッフ、お客さま、映画に出てくれた猫たちに感謝したいと思います。感無量です」と公開の喜びに浸った。「私がじいちゃんです!」と挨拶した立川志の輔は、撮影時を振り返り 「監督は本当に猫のことばかりで、特に私と一緒の時は(シーンが終わって)『OK!』と言ったらすぐに(志の輔さんが共演した猫の)タマのところに寄ってきて『お前はなんて素晴らしいんだ! 本当によかったよ』と1カットごとに抱きしめるんです。私のことは一度も抱きしめてくれなかったです……」とボヤく一幕も。


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 この日は、猫の日にちなんで「猫と○○」というテーマで登壇陣が自分と猫にまつわるエピソードを披露したが、志の輔は「猫とぬいぐるみと衣装でYシャツを着てた私」というタイトルで、本番撮影前のテストではぬいぐるみを使用していたことを告白。「室内でテストする分には恥ずかしくないんですけど、学校の前をタマと散歩するシーンでは、スタッフもカメラも遠くにいる中で、私はぬいぐるみを引きずってました……(笑)」と恥ずかしそうに振り返る。一方で本番については「タマは一発で私の後をついてくるスーパーキャットでした!」と感嘆していた。

 ヒロインの美智子役を演じた柴咲は、自身の猫とのエピソードを明かし「賢くて、目を合わせると飛び乗ってくるんです。ただ、ちょっとでも目が合うと、お皿やお鍋を持っていても飛び乗ろうとしてくるので、なるべき目を合わせないようにしていて……(笑)。苦労でもあり幸せでもあります」と満面の笑みで語った。


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 「猫と柴咲さん」というタイトルで、そんな柴咲の撮影現場での猫好きぶりを暴露してくれたのは山中。撮影現場での猫用の待機室に約40匹の猫がいたことを明かし「かなりの“おニオイ”がしたんですが、休憩の時に柴咲さんがお掃除をされてて、本当に猫が好きなんだなと、初めてその時に柴咲さんを信用しました(笑)」と明かした。


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 小林は、柴咲と大河ドラマ「おんな城主 直虎」に続いての共演となったが、柴咲だけでなく、ある猫とも再共演を果たしたそう。「柴咲さんを見守る猫好きの和尚(南渓)を演じてましたが、その時の猫の“にゃんけい“と再会しまして。感動的な再会でした」と笑顔を見せた。


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 「猫を飼っていることを切らしたことがない」というほどの猫好きの銀粉蝶は、本作の撮影で猫に囲まれながら「最初の頃に飼っていた猫を思い出しました」としみじみ。道で轢かれていた猫を保護したそうで「若い頃で、お金もないのに何でそんなことをしたのか分かんないけど……。回復してぷーちゃんと名付けたんですが、『猫ってかわいいな』と思わせてくれた大事な出会いでした」としみじみと語っていた。


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 柄本は「猫と監督」というタイトルで、志の輔と同様に「岩合監督は、猫ばっかり見てるんですよ」と告発! 監督にとっては、猫がOKだったらOKだし『もう1回お願いします! 猫が動いちゃったんで……』とか言われたり(笑)。常に変わらぬ岩合さんの演出がそこにあって、微笑ましく楽しかったです」と撮影を振り返った。


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 唯一、映画の中でほとんど猫に触れないのが葉山。猫に嫌われているという設定だったが「実は、案外触れてしまって……。本当は好かれていました」と楽しそうに明かし、逆に猫に触ることができない役が難しかったと述懐していた。


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 岩合は、本作の“ご褒美”として、劇中で田中裕子に抱っこされていた猫を自宅に引き取り、役名通りタマ(玉三郎)と名付けて一緒に暮らしていることを告白。さらに「兄弟も引き取ったんですが、そのコは友情出演の中村鴈治郎さんの本名からトモ(智太郎)です」とニッコリ。「鴈治郎さんには『友情出演じゃなくて強制出演だ』と言われました」と明かし、笑いを誘っていた。


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 最後の写真撮影では、登壇陣がそれぞれ、劇中で共演した猫たちを抱っこしてカメラに収まった。猫に嫌われている役の葉山だけは、こちらも撮影で使用されたぬいぐるみを抱いての撮影となり、会場は終始笑いに包まれ、和やかな雰囲気で終了した。



(オフィシャル素材提供)



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