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第20回映画祭
「ニッポン・コネクション」
観客数を大幅に更新し閉幕

2020-06-21 更新

nipponconnection
© 2020 NIPPON CONNECTION

 今年は初のオンライン開催となった第20回映画祭ニッポン・コネクションは、2020年6月9日から14日までの期間を経て、成功裏に終わった。6日間で過去最多の2万5200人以上の観客を動員し、世界最大の日本映画専門映画祭が幕を閉じた。ネット配信で視聴可能となった映画祭上映作品やカルチャー・プログラムが、約40ヵ国からのアクセスを達した。

 70本以上の長短編日本映画(外部サイト)が動画配信プラットフォームVimeoを通して、今年は世界中の観客に配信された。多数のドイツ、ヨーロッパ、日本国外プレミア上映を含む作品が、ビデオ・オン・デマンドにて1万5200回を超える視聴となった。コンサート、パフォーマンス、ワークショップ、講演など、毎日オンラインで行われたニッポン・コネクテッド部門(外部サイト)では、1万人以上の観客がライブ配信にアクセスしました。同部門では、バンクーバー、パリ、ロンドン、ベルリン、そして東京、京都、沖縄と、世界中のアーティストや映画人がネットを通してつながることになった。ライブイベントの映像やインタビュー、ビデオ・メッセージ等は、映画祭のYouTubeチャンネル(外部サイト)で視聴可能となっている。

 第1回ニッポン・オンライン賞(外部サイト)はドキュメンタリー映画『アリ地獄天国』(外部サイト)の土屋トカチ監督に授与された。ノミネート対象作品はニッポン・ヴィジョンズ、ニッポン・ドックス両部門での全長編作品で、授賞は観客のオンライン投票で決定した。今回の受賞作品は、ある引越会社の社員が理不尽な労働環境に立ち向かおうとする姿を描いている。副賞として、日本映像翻訳アカデミー(JVTA)より次回作の字幕作成が贈られる。


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 ニッポン・コネクション・オンラインの運営チームは今年、新型コロナウイルス禍において、開催まで3ヵ月を切る中、新たな挑戦として映画祭をオンラインで開催するに至った。多数のパートナーやスポンサーの協力、観客の支援の下、映画祭のオンライン版を立ち上げることができ、大きな反響に感謝の意を表している。それでもなお運営チーム一同、来年はまた通常通り、映画館と会場で映画祭を開催できることを願っている。第21回ニッポン・コネクションは2021年6月1日から6日に開催され、邦画ファンを日本文化の旅へと招待してくれるだろう。


映画祭について

 日本映画祭「ニッポン・コネクション」は約70人の主にボランティア・チームから成る公益法人「ニッポン・コネクション」により運営されている。また、フランクフルト市長ペーター・フェルトマン氏、ヘッセン州化学芸術大臣アンゲラ・ドルン氏及び在フランクフルト日本国総領事館が後援している。


オフィシャルサイト
 nipponconnection.com/ja/ (外部サイト)



(オフィシャル素材提供)



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