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『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』完成披露上映会

2022-06-08 更新

小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、池谷のぶえ、大倉孝二、望月 歩、豊島圭介監督

映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―youkai ©2022 映画「妖怪シェアハウス」製作委員会
東映
6月17日(金) 全国ロードショー

 『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』の完成披露上映会が都内で行われ、舞台挨拶に主演の小芝風花、共演者の松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、池谷のぶえ、大倉孝二、望月 歩とメガホンを取った豊島圭介監督が出席して、楽しいクロストークを繰り広げた。この日は、全員闇落ちイメージした浴衣姿で登場した。


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 本作は、テレビ朝日系で放送された人気ドラマ「妖怪シェアハウス」シリーズの映画版となる。シーズン1は2020年8月クールに、シーズン2「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」は今年の4月クールで放送された。作家を目指す気弱な性格の目黒 澪(小芝)が妖怪たち(松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二)と一緒に生活する中で成長する様が描かれる。映画版では、澪と、仕事を通じて出会った天才数学者・AITO(望月)の恋の行方が描かれる。

 小芝は満員の客席に「こんなにたくさんの方に足を運んでいただけて、嬉しいです」と笑顔をはじけさせた。映画化されたことについて、小芝は「ドラマのシーズン1を撮影しているときに、冗談で、妖怪や幽霊がいっぱい出ているから、シーズン2が出来たり、映画化とかも出来ますよねと言っていたのですが、本当に映画化されることになったので、ビックリしました。言ってみるもんだなぁ~って思いました(笑)」と驚きを隠せない。さらに、「ちょっと調子に乗ってて、次はハリウッド・デビューじゃないかという話をしていました」と盛り上がる。


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 劇中でお岩さん(四谷伊和)役を務めている松本は、小芝の「ハリウッド」発言を聞いて、「今、アカデミー賞を歩いている姿(レッドカーペット?)を想像しています……」と完全に妄想トークでノリノリ発言。ぬらりひょん(沼田飛世)役の大倉から「何言ってるの?」とツッコミを入れられ、会場を笑わせた。


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 2シーズン目のドラマ撮影と並行して映画撮影が進められたという現場で、小芝は「想像以上にカオスでした!」。「スケジュール的に大変でした」と愚痴をこぼした酒呑童子(酒井 涼)役の毎熊は「撮影中に童子としてではなくのぶえさんが闇落ちしていた。疲れていたんだと思う」と明かす。座敷童子(和良部詩子)役の池谷は「シーズン2や映画となれば長時間のメイクにも慣れました~。みんなで人生ゲームをして乗り切りました」と話す。大倉は「ドラマか映画かあまり確認せずにやっていた。それくらい忙しかった」と振り返っていた。


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 今作では澪(小芝)とAITO(望月)の恋物語が展開する。豊島監督は「澪はドラマ版ではクズ男としか恋愛してこなかったので、澪が本当に恋をしたときにどんな顔になるのかな?という興味がありました」と小芝のキュン顔に興味を示す。小芝は「監督にときめいている顔を見られるのがメチャクチャ恥ずかしい……」と大テレだった。小芝が「なんとかAITOに引き出してもらいました」と語ると、望月も「すごくかわいかったです」と照れながら話していた。


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 現場で松本が毎日のように差し入れた青汁の話でも盛り上がった。健康にいいからと松本が半強制的にキャスト陣に配ったようだが、小芝だけは「マズイ! 要らない! 飲みたくない!」と拒否し続けたそうだ。

 最後に小芝は「ドラマを楽しんでくれた皆さんも、映画からでも楽しめます。盛りだくさんで楽しんでいただけます」と作品をアピール。また、キャスト陣の中で試写を観て泣いてしまった人物がいることも明かし、「ドラマ版とはまた違った、ストーリーが濃厚な感じになっていて。まさか涙腺やられるとはっていう、皆さんびっくりされると思うんですけど、ぜひこれを踏まえて楽しんでいただけたらなと思います」と作品のさらなる魅力をアピールした。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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