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『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』初日舞台挨拶

2022-06-18 更新

小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二、望月 歩、豊島圭介監督

映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―youkai ©2022 映画「妖怪シェアハウス」製作委員会
東映
全国公開中

 『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』がついに6月17日(金)に公開初日を迎え、初日舞台挨拶には小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二、望月 歩、豊島圭介監督が登壇した。


 場内上手から、MCの呼びかけとともに登場した登壇者たち。“妖怪フルメイク”で登場した姿に客席からも驚きの声が上がった。主演の小芝風花がMCの呼びかけにより、「皆さんこんばんは! 目黒 澪です。劇場にまで足を運んでくださって本当にありがとうございます。妖怪さんたちと一緒に今日は舞台に立てて幸せです」と主人公の目黒 澪として挨拶をすると、続いて隣にいた四谷伊和演じる松本まりかが「澪……! 立派になって。こんなに多くの人の前で立派に話すことができて……もう……岩、感激……! 皆さん、わたくし、ようやくありのままの姿で皆さんの前に姿を現すことができました。万感の想いでいっぱいです。本日はわたしたちの正真正銘の本物の姿をしかと受け止めてください」と情感たっぷりの様子で挨拶をすると、同じくステージにいた大倉孝二から「この感じでいくのしんどくない? 最後までこれなの? 勘弁してよ~」と鋭いツッコミに会場は爆笑。


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 続く、酒呑童子(酒井 涼)役を演じた毎熊克哉は眉間にしわを寄せた鬼の風貌で挨拶をしようとするとも、妖怪メイクの牙のせいでうまく言葉を発せず、牙を外し「酒井 涼役を演じた酒呑童子です」と改めて挨拶をし、妖怪フル装備の大変さを感じさせる一面も。その後、「和良部詩子役を演じた池谷のぶえです。子どもです(笑)」と劇中でもシェアハウスの寮母役を彷彿とさせる穏やかな挨拶となると、安心した大倉は「良かったです。大倉孝二です。えらいことになりそうだったので、早くフラットに戻したいです」と本心から安堵した様子を見せた。


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 さらに今回、映画のオリジナルキャラクターとして登場するAITOを演じた望月 歩が「はじめまして! AITO役を演じた望月 歩です」と爽やかに挨拶をし、最後に豊島監督が「監督の豊島圭介です。やっと皆さんに映画版のシェアハウスをお届けすることができてうれしく思っています」と初日を迎え満足そうな表情を浮かべ挨拶した。


初日を迎えて

 小芝「本当に「妖怪シェアハウス」が映画化してこうして皆さんの前にお届けすることができてうれしい」
 監督「映画化できてすごい嬉しかったんですけど、主演の小芝さんがいつも撮影中に驚いたり、泣いたり、うなったりと……七変化するんですけど、こんな大きなスクリーンで顔芸を見せて良いのかどうか。少し引き気味で撮ったんですけどね」。
 小芝「その割に台本になかった白目をたくさんやらせましたよね」とチクリ。松本は「やっぱり、今まで、本性を現わせなかったのは、(みんなに)怖がられていたからじゃないかと。シーズン1、2を通して、皆さんが妖怪のことを大好きになってくれたんじゃないか。子どもたちが“すごく大好き、大好き”といってくれて、それで今こうして妖怪の姿で出てきてもいいんじゃないかとプロデューサーさんたちが思ってくれたんでしょうね。なので、こうしてありのままの姿でいられるのは清々しいです」。

 MCが客席へ妖怪姿をご覧になっていかがですか?と呼びかけると、それに応えるかのように客席ではたくさんの拍手が。さらに客席へ拍手で「怖い」、「可愛い」と人気投票をすると、「怖い」に少し拍手が起こり、澪が「遠慮なさらないで」と呼び変える場面も。けれども、「可愛い」に軍配が上がった。


今回、劇中のメイクそのままで登場した妖怪たちのメイク時間について

 見た目からも、かなりの時間がかかっていることを予想される毎熊は「2時間半かかりました。13時半からやってずっと待機していました」と答えた。
 MCから久しぶりに妖怪姿のシェアハウスの住人を見たか?と問われた大倉は、「この間まで撮影していたので、なんの新鮮味もないです(笑)。僕は短いんですよ。僕が今日入った時に、毎熊さんはもうメイク完了していたので、申し訳ない気持ちでした」と実感を込めて語れば、松本は「私も13:15入りで。大倉さんは私たちが先に入ってやっと終わったところで、入ってこられて。そのままの姿で入られて、すぐに支度が終わっていいなぁって」と素直な感想を述べた。
 それに対して大倉も「これでも重いのよ!? もうこれ以上暴露しても仕方がないけど」と苦笑い。続く、池谷にも同じ質問が飛ぶと、「私はその中間ぐらいで。だけど3ヵ月ぶりぐらいにメイクだったので、目はこうだったな、爪はこうだったな……と忘れかけていました」と久しぶりの妖怪フル装備に感慨深い様子を見せた。

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 一連の流れを聞いていた小芝は「私は安心感がありました。皆さんの妖怪の姿で一緒にシェアハウスに住んでいた設定なので、こっちのほうがなじみがありました」とドラマからの映画化ということもあって長きにわたり築きあげてきた絆の深さを感じされるようなコメントが。
 今回、映画からの新キャラクターAITO役を演じた望月は「自分の今まで演じていた中では派手なんですけど、皆さんの前に出たら全然目立たないほうだなって(笑)」と少し悔しそうな感想を述べた。


今回キーマンとなる望月が演じるAITO役について

 「AITOは今回参考になるものがないので、いろいろと自分で発明しなければならなかったので。みんないろいろと話をしたりしましたけど、望月くんと試行錯誤をして作り上げました」と当時を振り返りながら監督が語った。
 AITOを演じた望月は注目してほしい点について、「日本文化を知らない人間で、いろいろなことを学びながら映画の中で成長していくので、その時に何を感じたのか等を一緒に観察していただければ!」と力強くアピールをした。


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もし妖怪とシェアハウスで一緒に住むならどんな妖怪がいい?

 一瞬、「え?」と戸惑いを見せた大倉が「妖怪なのに、どんな妖怪とシェアハウスをしたいのか?と聞かれて何を聞かれているのかな……」と鋭い指摘がありながらも、「嫌なのはにおいがきつい妖怪」(大倉)、「そうですね、澪かなぁ。まだ半妖怪になったところなので、もう少しで妖怪になるので見届けたいな」(松本)、「いまうちに蜘蛛が出て、3~4日に1回出てくるんですけど、よく見たら見守ってくれる安心感があるので、蜘蛛みたいな妖怪かな」(池谷)、「寝ているときに白髪を抜いてくれる妖怪がいたら良いのかもしれないですね」(毎熊)、「皆さん、なんだかずるくないですか(笑)? 朝が苦手なので、起こしてくれる妖怪がいいですね。アラームじゃ起きないので、ゆすって起こしてくれる妖怪がいいですね」(望月)とおのおの思い思いの願望がこもった妖怪を回答。
 さらに監督は「シェアハウスの撮影をしていて、みんな詩子さんに面倒を見てもらっているので、一度詩子さんと暮らしてみたいのはありますね」としみじみ語り、最後に小芝は「岩さんはいつも見守ってくれているし、詩子さんは美味しいご飯を作ってくれるし、涼さんは困ったらいつも助けてくれるし……ぬらりさんは……体操を教えてくれるし。迷っちゃうのでみんなと一緒に住みたいです」と役柄になりきった回答をした。


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最後に大ヒットを祈願して、それぞれキャストに絵馬に寄せ書き

 ※それぞれの絵馬への寄せ書きは下記の通り。
 岩(松本まりか):「愛、して……末永く、よ?」澪と妖怪シェアハウスを愛してね。私は末永く愛されなかったけど、澪と妖怪シェアハウスは末永く愛してねという想いをこめて。
 澪(小芝風花):「大ヒットして続編希望」皆さん本編観見ていただくと分かると思うんですけど、まだ続編ができそうな雰囲気ありますよね? 皆さんが「楽しかったよ」と広めていただければ、続編ができるかもしれないので、ぜひ楽しんでみてほしいです。
 酒呑童子(毎熊):「大人になっても忘れないで」まだ大人じゃない子が「妖怪シェアハウス」を観て、大人になってもこの作品を覚えていてくれたら長いじゃないですか? そういう“末永く”という意味を込めて。
 ぬらりひょん(大倉孝二):「大ヒットを祈願します」  和良しべ詩子(池谷のぶえ):「大ヒットしてわらし、お城に住みたい!」子どもだけど終の棲家がほしくて。
 AITO(望月 歩):「たくさん愛される作品になりますように」


最後に主演を務めた小芝風花からメッセージ

 「ドラマを楽しんでいただい方はもちろん、すごいシェアハウスらしさがてんこ盛りで、映画ならではの見どころや新しい取り組みもあるので、笑って泣ける、めちゃくちゃ楽しい作品になっていると思うので、ぜひ楽しんでください!」



(オフィシャル素材提供)



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