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『ノイズ』ジャパンプレミア

2022-01-12 更新

藤原竜也、松山ケンイチ、黒木 華、伊藤 歩、永瀬正敏、廣木隆一監督

ノイズnoisemovie ©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
ワーナー・ブラザース映画
2022年1月28日(金) 全国ロードショー

 藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』のジャパンプレミアが都内で行なわれ、舞台挨拶に主演の2人と共演の神木隆之介、黒木 華、伊藤 歩、永瀬正敏とメガホンを取った廣木隆一監督が出席してクロストークを展開した。


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 本作は、「予告犯」「マンホール」やフランスでACBD賞、国内では文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞の「有害都市」などを手掛け、日本だけでなくヨーロッパでも絶大な人気を誇る筒井哲也による全3巻のコミックが原作。17年から20年まで集英社「グランドジャンプ」で連載していた。“死体を隠しきれるか”という、予測不能なサスペンス・ミステリー。撮影は、コロナ禍ということもあって、2年かかって愛知県常滑市で、およそ1ヵ月間にわたって行われた。

 元受刑者の凶悪犯を誤って殺してしまう泉圭太役を務めた藤原は、「原作を読む前に台本を読んだのですが、最初はあまりに怖い映画だなという印象を持ちました。読み進めていくにつれて、予想できない展開になってきたなと興味深く最後まで読ませてもらいました。とんでもない、どんでん返しのラストがある。いい作品になるんじゃないかと思って、参加させてもらいました」と語った。


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 圭太の殺人を隠蔽すべく死体隠しに協力する幼なじみの漁師・田辺純役を務めた松山は、「普通のサスペンスとは違って、殺人犯が決まっているところから物語が始まっていきます。犯人目線のストーリーで進んでいきます。早く観てもらいたい」と笑顔でアピール。


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 泉と田辺の幼なじみで新米警察官・守屋真一郎役を務めた神木は「素敵な方々と演技が出来て幸せです。新感覚のサスペンスを楽しんでください」と挨拶。そして、観客に向かって、「映画を観るという感覚でいると思いますが、共犯者になってください。この映画に関わってしまったら、皆さん共犯者です」とリクエスト。藤原も大きくうなずいていた。


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 藤原の妻・泉加奈役を務めた黒木は「スリリングな心理戦になっているので楽しんでください」。伊藤も「大どんでん返しを楽しんで」と期待をあおった。


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 永瀬と伊藤は藤原たちを追い詰める刑事役で出演。伊藤は「永瀬さんに必死についていこうとしました」と意気込みを語る。


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 廣木監督は「皆さんにどのように見えるのかが楽しみです」とコメント。劇中、役者一同、苦労したのは廣木組の特徴であるワンカット(長回し)のシーン。神木は「ワンカットにすべてをかけるところが緊迫感ありました。不安にもなったけれど、その反面『よし、頑張ってやってやろう』という気合が入りました」と語った。


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 今年の抱負を語る場面になると、神木が、「いつか、たっちゃんさん(藤原)や、松ケンさんみたいな覇気が出たらいいなと思いながら、仕事を頑張っていきたい」と主演2人への憧れを口にした。

 先輩・永瀬との共演も貴重な経験になったという藤原。「最初は怖いのかな、厳しいのかなというイメージがありましたが、魅力的な方。チャーミングな部分も見せてくれて、和ませてくれる先輩でした。撮影期間中は、一緒にご飯を食べたりして遊んでもらいました。」と永瀬の人間性を称賛した。永瀬は、「座長、主演として気配りが行き届いている」と藤原の座長力を称賛していた。


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 最後に藤原は「家にいることも多くなって、健康第一で、より一層身体に気をつけようと思う1年になると思います。もう少し、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう!」と客席に向かって温かいエールを送った。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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