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北欧発、究極の愛の物語
『ブレスレス』、12月11日公開

2020-11-21 更新

ブレスレスbreath-less
© Helsinki-filmi Oy 2019
配給:ミッドシップ

 フィンランドから届いた、呼吸も止まるほどに美しい愛と再生の物語『ブレスレス』が、12月11日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開となる。

 妻を不慮の事故で失い、死んだように毎日を送っている外科医のユハ。救いを求めた先は、ふと迷い込んだSMクラブだった。喉元を締め付けられ、窒息寸前の生死をさまよう中でだけ、妻と再会できるのだ。

 本作は、2019年カンヌ国際映画祭監督週間で上映。その斬新なストーリー、卓越した演出力で、多くの観客に衝撃と感動を与えた。監督は、前作『2人だけの世界』(14)が、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭ほか、世界40カ国の映画祭で上映、さらに、ユッシ賞(フィンランド・アカデミー賞)で7部門にノミネートされ、作品賞と監督賞を含む4部門で受賞を果たしたユッカペッカ・ヴァルケアパー。ユッシ賞9部門にノミネートされた本作では、研ぎ澄まされた光や色調の息をのむ映像と、生と死の世界を時間や音で表現する繊細な演出で、美しい愛と再生の物語を見事に描き出す。

 主演の外科医ユハには、フィンランドを代表する俳優、ペッカ・ストラング。感受性豊かな繊細な演技で、妻を亡くした主人公の深い悲しみを巧みに表現する一方、限界まで過激に魅せるSMシーンでは、大胆、且つ超濃密な世界を作り上げ、観る者を圧倒する。


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 SMクラブで働くモナには、数々の映画や舞台で活躍し、確かな演技力を誇るクリスタ・コソネン。昼は整体師をしながら、夜はSMのドミナトリクスという多面的で謎めいた役どころを見事に演じ切っている。


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 失意の中を生きてきた男と、痛みを与えることでしか生きられない女。出会ってしまった二つの悲しみは、誰にも奪えない唯一無二の愛へと発展していくのであった。


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(オフィシャル素材提供)



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