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『犬鳴村』
第3回平遥国際映画祭
記者会見・ワールドプレミア

2019-10-12 更新

清水 崇監督

犬鳴村inunakimura 配給:東映
2020年2月7日(金) 全国ロードショー
© 2019「犬鳴村」製作委員会

 2020年公開の映画『犬鳴村』が、第3回平遥国際映画祭・ノクターン部門に招待され、10月11日(金)映画祭にて記者会見・並びに本作のワールドプレミアに清水 崇監督が参加した。


【記者会見】

 中国の巨匠ジャ・ジャンクーが主宰する平遥国際映画祭が、国山西省晋中(しんちゅう)市にある平遥古城にある平遥電影宮で10月10日~19日の間、開催。その中のジャンル映画部門にあたる「ノクターン部門」に本作『犬鳴村』が招待され、清水 崇監督が10月11日(金)に記者会見とワールドプレミアを実施。前日のレッドカーペットに引き続き、清水監督が移動するたびにファンが殺到し、スタッフが止めに入るほどの大人気ぶりだった。


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 記者会見では集まった記者たちから、どういうきっかけで主演女優を選んだのかと聞かれた監督は、「三吉彩花という女優は、子どものころからお芝居をやっていてすごく技術があるけれど、主演としていろいろなジャンルをやるべきだと思ったのと、一緒に作品をやって彼女の怯える顔を見たいと思ったからですね」と主演・三吉への思いを語った。

 さらにホラー映画を観に行くことの意味を問われ、「一言では言えないけれど、ホラーは人間特有のものかなと思います。というのも、“わざわざ”怖がる・驚く・怯えるという行為を自らして楽しむのは、人間にだけの“特権”なのかなと思います」と答え、またホラー映画にこだわる理由には、「特にこだわってきたわけでもなく、たまたま映画監督としてデビューするきっかけがホラー映画だったのもある。あと僕が小さいころ怖がりで、ホラー映画なんて全然見れなくて、逆にそういう人たちの気持ちも分かるから作れているのかなと思います。だから自分で作っておきながら全ての人には勧められないっていう葛藤もありますね(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。本作を作ったきっかけを聞かれ、「プロデューサーから“犬鳴村を題材に映画を作ろう”と言われたことがきっかけですね。最初はびっくりしたけど、聞いた時からすでに頭の中で構成を考え始めていたのはあります(笑)」と作成秘話を教えてくれた。


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【ワールドプレミア】

 また同日ワールドプレミアも行われ、『犬鳴村』が上映された。映画祭最大の会場での実施となった本作は、1500席のチケットがすべて完売。また本作のプレゼンターを本映画祭の主宰であるジャ・ジャンクー自らが務めたことから、中国でも本作への期待度が非常に高いということが分かる。ジャ・ジャンクー監督から紹介され、舞台上へ登壇すると客席からは拍手喝采! 登壇した清水監督は、「ジャ・ジャンクーという素晴らしい監督に紹介されとても緊張しますが、身長が同じくらいで安心しました(笑)」と話し、これにはジャ・ジャンク―本人も大笑い。また本作の上映について、「一般の方にお披露目するのは、全世界通じて今日の上映が初めてです。ぜひ楽しんでいってください!」と詰めかけた観客に向けてメッセージを述べた。


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 本編終了後、エンドロールに“Takashi Shimizu”の名前が出ると会場に集まった1500人の観客から割れんばかりの拍手が巻き起こった。本映画祭のディレクターを務めるマルコ・ミュラーに促され、ステージへ再度登壇し、「日本に来た時に絶対にトンネルへ行かないでね!」とジョークを飛ばすと、会場は笑いの渦に包まれ大盛況の中、ステージを後にした。


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 ホラー映画というジャンルがあまりメジャーではない中国の地で、Jホラーを確立した清水 崇監督の最新作『犬鳴村』にますます期待が高まるワールドプレミアとなった。



(オフィシャル素材提供)



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