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舞台挨拶・イベント

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『ダンスウィズミー』
矢口史靖監督オールナイト映画祭

2019-08-13 更新

宝田 明、矢口史靖監督
『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』出演者

ダンスウィズミーdancewithme 配給:ワーナー・ブラザース映画
8月16日(金)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
© 2019「ダンスウィズミー」製作委員会

 8月10日(土)から11日(日)早朝にかけて、テアトル新宿にて開催された「矢口史靖監督オールナイト」に、『ダンスウィズミー』に出演の宝田 明と、矢口史靖監督が登場した。『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』を、35mmフィルムでの上映したり、当時の出演者であったボーイズやガールズが勢揃いし、トークショーや、歌とダンスで会場を盛り上げるなど終始アットホームな雰囲気でイベントは行われた。


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 93年に『裸足のピクニック』で劇場映画監督デビューしてから、8月16日公開の三吉彩花主演『ダンスウィズミー』で、10本目となる矢口史靖監督。すべては観客に楽しんでもらうため!をモットーに、自らリサーチし、脚本を書き、絵コンテを切る。映画作りにかける細かなこだわりは数知れず、その中でもほとんどの映画で共通して言えるのは、主要キャストをオーディションで発掘すること。『ウォーターボーイズ』の妻夫木聡や『スウィングガールズ』の上野樹里、『ハッピーフライト』の綾瀬はるかなど、いまでは大スターとなった俳優たちをオーディションで見つけ出し、スターダムに押し上げている。

 いまや矢口映画という確固たるジャンルとして映画ファンから新作を待ち望まれているが、その魅力は矢口ならではの唯一無二の着眼点がひとつ挙げられる。矢口監督と共にオールナイト上映に参加した、『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』、『ハッピーフライト』、そして『ダンスウィズミー』でプロデューサーを務める関口大輔は「矢口監督とは、『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』、『ハッピーフライト』、そして今回久しぶりご一緒している『ダンスウィズミー』で4作品目となっています。まだ公開前ですが、とても面白い自信作が今回も出来たと思っています」と話した。

 矢口も最新作『ダンスウィズミー』に関して「もともとミュージカルは好きで観ていました。好きで観ている割には、ずっと文句を言っていたりと、ちょっと面倒臭いファンでした。急に歌ったり踊ったりするのがおかしいと、言いながらずっと観続けていて、ダンス・シーンや歌のシーンはすごい好きな割に、ドラマの部分からミュージカル・シーンに、またミュージカル・シーンからドラマに戻るということを劇中で行われていても、他のキャラクターたちは、その歌ったり踊ったりしていたキャラクターにツッコミもしない。おかしかったですよ、って誰も言わない、それが面白さなんだとは思いますが、ただ『ダンスウィズミー』に関しては、歌った人に対して、キミおかしいよと、はっきり言ってしまおうと。不審者扱いしてしまおうとコンセプトでした。決してミュージカルを斜めに見ている、バカにしているということではなく、僕自身はミュージカルが大好きなので、ミュージカル愛をどういうかたちで映画化したらいいか悩んできて、結果的に『ダンスウィズミー』の形になりました。ミュージカル好きの人が観ても、嫌いな人が観ても、どっちも楽しめる作品になっていると思います。主人公がなぜこんなことになっているのか、そのキーマンを演じているのが宝田さんで、宝田さんなしにはこの映画は成立しなかったと思います」と話し、関口も「この映画の企画を最初監督から頂いたときに、なかなか大胆な企画だなと思いました。ミュージカルを日本でヒットさせるには大変だと思ったのですが、きっと矢口さんならできるだろうと思いました」と信頼を寄せた。


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 またヒロイン静香にミュージカル体質になる催眠術をかけるインチキ催眠術師マーチン上田の役は初めから宝田 明をキャスティングしようとしていたと話し、それについて矢口は「まず僕は宝田さんに伝えていないことがあります。過去の出演作は観ているんですが、宝田さんが一番歌って踊っていたころの作品はほとんど知らないんです。実をいうと僕がリアルに劇場で体験したのは、ディズニーアニメーションの『アラジン』が最初で、ジャファーの声をやれていたのが宝田さんだったんです。歌とセリフを両方やられていて、その役がものすごく面白い、ちょっとエッチでいかがわしくて、でもなんかすごく怖い、そういうジャファーがすごく印象に残ってまして、ジャファーとマーチン上田がすごく近しいところがあって、すぐに浮かんだのが、宝田さんでした」とキャスティングの理由を明かした。


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 すると宝田は「最初断ろうかと思いました」と会場を笑わせつつ、「冗談ですよ。僕は久しぶりの映画なので、嬉しく思いました。なんで私に白羽の矢を立ててくれたのか、きっと魔が差して、私の名前が出てきたのかなと思いました(笑)。過去の監督の作品『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』も拝見させていただいてまして、こういう面白い映画を作る監督なんだ、と思いましたし、こういう監督が今後の日本映画を背負って立つ監督になるのだな、と思いました」と監督について語った。


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 そして、世界中で大絶賛を浴びる最新作『ダンスウィズミー』の会場限定メイキング映像が流れると、客席からは「おー」や「すごい」などの感嘆の声が聞こえ、今までになかったコメディ・ミュージカル映画を完成させるまでの一端を知れた喜びに会場内が溢れました。

 矢口はメイキング映像内で三吉の頬にキスをしていた宝田について「この後もっとすごいんですよ。宝田さんはこの後、やしろさんを抱きかかえて、唇を奪ってしまったんです!」と明かすと、会場からは笑いが起こり、宝田も「監督は過剰な演技になりそうなところを御してくださるので」というと、矢口は「いや……R指定になっても困るので。でも85歳で歌って踊ることができるなんて、人にはできない年齢ですけど、さすが宝田さんでしたね」と話し、さらに会場を盛り上げた。


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 最後に宝田は「ここにいらっしゃる方は矢口監督の信奉者だと思いますので、こうやって舞台挨拶に立たせていただくと皆さんの矢口監督に対する思いや熱い心を感じることができ、監督にとっては幸せなことだと思います。これだけ熱量の高い方たちに作品を観てもらえるのは嬉しいことです。監督の代わりに父親のつもりでお礼を申し上げます」と第1部を締めました。

 第2部では『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』のキャストがずらっと並び、この限定のメイキング映像を観るなどし大盛り上がり。ここではなんと、先日行われた世界水泳で日本初のアーティスティックスイミングの混合デュエット・テクニカルルーティンで銅メダルを獲得した安部篤史から、矢口監督へサプライズのコメントが寄せられた。安部は、ドラマ版の「ウォーターボーイズ」に出演しており、またそもそもシンクロを始めたきっかけが『ウォーターボーイズ』を観たからという、筋金入りのホンモノのウォーターボーイズだ。出演者の一人が「安部くんが銅メダルを獲れたのも矢口監督のおかげですね」と話すと、矢口は「映画ってとんでもないですね! ウォーターボーイズは川越高校の子たちがメンバーとなって実際に映画にも出演していて、たぶんその子たちがすごかったんじゃないですかね」と恐縮した。

 安部は「私は矢口監督の作品に出合い人生が変わりました。また、たくさんの夢を見て、たくさんの夢を叶えさせてもらいました。楽しい時も嬉しい時も、苦しい時もツライ時もあり、決してバラ色の人生ではありませんでしたが、夢に向かって進んでいく人生にとても生きがいを感じております。これからも夢への追及の人生を突き進んでいこうと思います。そう思わせてくださった矢口監督、そして『ウォーターボーイズ』に心から感謝しております」と熱いコメントを寄せた。

 またこの日会場に詰め掛けたたくさん熱狂的な矢口ファンは、監督の話やゲストの話に目をキラキラさせながら頷き、興味津々に耳を傾けていた。

 さらにロビーでは『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』のオリジナルメンバーも参戦して、即席のライブが! 映画ゆかりの「学園天国」や「L-O-V-E」を矢口と出演者で歌い大盛り上がり!! またSAXを持って登場した矢口は、即興でジャズの名曲「茶色の小瓶」を演奏し、ファンから大歓声を浴び、そして最後には宝田も加わり『ダンスウィズミー』の劇中曲、「タイムマシンにおねがい」を全員で大合唱し、大盛り上がりのオールナイト上映となった。


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(オフィシャル素材提供)



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