2019-11-25 更新
かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ『男はつらいよ』。日本中を旅する主人公・車寅次郎、通称“寅さん”が、故郷の柴又に戻ってきては、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その温かくて優しい人柄に誰もが魅了され、愛され続けた――。
そして第一作の公開から50周年となる2019年、50作目の最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が誕生する。それは、新撮された登場人物たちの”今“を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像が見事に紡ぎ合う、新たなる『男はつらいよ』の物語。50年の歩みがあったからこそ完成した映画は、生みの親である山田洋次監督自身が「今まで観たことのない作品が出来た」と驚くほど、想像を超える奇跡の映画。
渥美 清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田 吟、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保 純、佐藤蛾次郎、北山雅康、出川哲朗、笹野高史など50年を共に歩んだシリーズお馴染みの面々が再集結。さらに、後藤久美子が本作で久々に女優にカムバック。池脇千鶴、桜田ひより、カンニング竹山、濱田マリ、松野太紀、林家たま平、立川志らく、小林稔侍、橋爪 功ほか豪華俳優たちも出演し、50周年記念作品を彩る。そして映画のオープニングには、寅さんの大ファンである桑田佳祐が登場! あの有名な主題歌「男はつらいよ」を歌い上げる。
面白くて、優しくて、思いやりにあふれた寅さん。満男やイズミのように、大人になっても悩みが多い“今”の私たちは、きっと彼の言葉や存在にそっと背中を押され、新たな人生の一歩を踏み出す元気をもらえる。これは、今を生きる私たち自身の、未来へ繋がる始まりの物語。
この冬、ずっと寅さんを待ち望んでいた人も、映画館で初めて出会う人も、みんなが【笑いと涙】に包まれる。
小説家の満男(吉岡秀隆)は、中学三年の娘と二人暮らし。
最新著書の評判は良いが、次回作の執筆にはいまいち乗り気になれないモヤモヤした日々。なぜか夢の中には、初恋の人・イズミ(後藤久美子)が現れ悩みだす始末。
そんな時、妻の七回忌の法要で実家を訪れた満男は、母・さくら(倍賞千恵子)、父・博(前田 吟)たちと昔話に花を咲かす。いつも自分の味方でいてくれた伯父・寅次郎(渥美 清)との、騒々しくて楽しかった日々。
あの寅さんへの想いが、蘇る――。
(2019年、日本、上映時間:116分)
キャスト&スタッフ
原作・監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝原雄三
音楽:山本直純、山本純ノ介
主題歌:「男はつらいよ」渥美 清
オープニング:桑田佳祐
出演:渥美 清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田 吟、池脇千鶴、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保 純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、カンニング竹山、濱田マリ、出川哲朗、松野太紀、林家たま平、立川志らく、小林稔侍、笹野高史、橋爪 功ほか
配給
松竹
12月27日(金) 全国公開
■ 公式サイト: cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/ (外部サイト)
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