2022-05-20 更新
英題:Final Cut2018年、熱狂的な口コミが日本列島を駆け巡り、観客動員数220万人・興行収入32億円を突破。社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』を、第84回アカデミー賞®作品賞をはじめ全5部門を制した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督がまさかのリメイク!『キャメラを止めるな!』
『カメラを止めるな!』は上田慎一郎監督の劇場長編デビュー作として、2018年に都内2館公開から始まり、有名人の出演もなく、低予算制作映画ながら、その斬新で衝撃的な内容が映画ファンから高い評価を得て、連日満席が続出。その口コミがさらなる話題を呼び、公開劇場が続々拡大し、最終興収32億と、規格外の大ヒットを記録した。その人気は世界も注目。“ONECUT OF THE DEAD”という英題で各国で公開されました。中でもフランスでは、フランス最大の日本映画祭「KINOTAYO(キノタヨ)現代日本映画祭」でオープニング作品として上映され大ウケ。観客投票で決定される最高賞“ソレイユ・ドール”を受賞し、2019年3月からは劇場公開もされ、話題を呼んだ。
今回、フランスで監督を務めるミシェル・アザナヴィシウスは、監督・脚本・編集を手掛けた白黒のサイレント作品『アーティスト』で2012年の第84回アカデミー賞🄬作品賞、監督賞を始めとする5部門を獲得し、その名を世界中に知らしめたフランス映画界を代表する監督。今回のリメイク版出演者には、『真夜中のピアニスト』や『ムード・インディゴ うたかたの日々』などで知られる人気俳優ロマン・デュリスや、『アーティスト』でセザール賞主演女優賞受賞、アカデミー賞🄬助演女優賞にノミネート、アスガー・ファルハディ監督作『ある過去の行方』ではカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したベレニス・ベジョをはじめ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツらが名を連ねており、フランス映画界を代表する監督・俳優陣によって、あの『カメ止め』がどうリメイクされたのか、期待が高まっている。
「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを30分間生放送、カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたのは、フランスの監督。
現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わり大混乱!
問題ばかりの製作チームは、全く話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルを乗り越え、ラストシーンまで完走できるのか? フランスでも映画を愛する者の誓いはひとつ! 何があっても、カメラは止めない!
(2022年、フランス、上映時間:112分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
音楽:アレクサンドル・デスプラ
提供:ギャガ、ENBUゼミナール
出演:ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツ、竹原芳子ほか
配給
ギャガ
7月15日(金) 全国公開
■ オフィシャル・サイト: gaga.ne.jp/cametome/ (外部サイト)
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