2022-03-21 更新
ヒコロヒー、河邑ミク、岡野陽一、大九明子監督
『ウェディング・ハイ』の公開記念舞台挨拶を実施。監督たってのキャスティングで、本作に出演したヒコロヒー、河邑ミク、岡野陽一、そして大九明子監督が登壇した。本作に因み、ヒコロヒーがプランナー、岡野が新郎、河邑が新婦に扮して登場! 公開後の今だから話せる裏話や大九組の魅力などを繰り広げ、会場中が笑いに溢れた賑やかなイベントとなった。
大九監督を先頭に、篠原涼子が演じたウェディングプランナー・中越のように、スーツをキチッと着こなした“敏腕プランナー”然としたヒコロヒー、“女芸人一かわいい”とも名高い河邑は純白のウェディングドレス姿がとても可愛らしい新婦、岡野はタキシードに身を包みダンディな新郎に扮し登壇。ついに出演芸人たちも“ウェディング・ハイに参列”する形でイベントが始まった。
はじめに中村倫也演じる新郎・彰人の妹役を演じた河邑が「私は元々大九監督の作品のファンだったので今回演じさせていただいて……すみませんちょっと熱いものが……」と女優さながらに涙を拭う仕草をみせ、とっさにヒコロヒーが「女優一本でやってきたみたいなのやめて!」と横からツッコミ。披露宴会場で強面料理長を演じた岡野は「この役のために2キロ落とし、役作りのためホテルの厨房でもアルバイトを……」と挨拶し始めると「岡野さん、俳優みたいにやるのはいいけど嘘つくのはやめてください!」とまたもやヒコロヒーがツッコミを入れ、会場からは大きな笑いが起きた。。
話題は“撮影中やってしまった裏話”に。するとすかさず河邑が「あなた(ヒコロヒー)が一番やってると思います」と暴露。ヒコロヒーはなんと本作の撮影に約2時間遅刻したという。その結果、同じシーンだった高橋克実を2時間待たせてしまったことを明かし、「あの日の光景は一生忘れません。あの日以来、1度も遅刻してません!」と反省する場面も。
ヒコロヒーは逆に、河邑が撮影中に居眠りしてしまったことを暴露。シングル・マザーの役を演じた河邑は、5歳と9歳の子どもたちと遊びながらの撮影に疲れ、披露宴のシーンで眠気に勝てずに寝てしまったそう。しかし大九監督からは「育児に疲れた母、イイネ!」と言われその居眠りシーンが追加されることになった。河邑は「その場で臨機応変に対応される監督はすごい」と、大九監督への信頼感を表した。
大九監督がよく芸人をキャスティングすることに関して監督は「映画で“この役を”と考えるときについ芸人さんたちが浮かんでくるんです。それを脳内で動かしてみて、プロデューサーに打診します。お笑い芸人さんが出す楽しい世界観を浴びるのが大好きなので、自分の映画で活躍してくれたら嬉しい」と、芸人愛溢れる回答をした。
今回出演した芸人キャストの魅力について監督は「“人としてチャーミング”というところがとても好き。自分のことをクズという人たち(岡野とヒコロヒー)は自分にも甘い分、人にもべらぼうに優しい」。河邑に対しても「映っていないところで気配りのできるとてもいい人。ますますファンになって、別作品でもお呼びさせていただいた」と芸人たちを褒め称えた。するとヒコロヒーが河邑に「裏でいい顔をするのはいやらしい」とツッコミ。一方、大九組作品の魅力について岡野は「おおらかな現場で、罵声が飛びかわない現場」、河邑は「アットホームな雰囲気があるけど、やる時のスピーディーさの切り替えが素晴らしい。それが面白さにつながっていると思います」とコメントした。
イベントが最高潮に盛り上がってきたころ、本日会場に来られなかった空気階段の二人からコメントが! 大九監督のことを“芸能界のアネキ”と慕い、「岡野さんは競馬のことで頭がいっぱい、今日一言もしゃべっていないに5万賭けます。(ヒコロヒーへ)また麻雀しましょう」という鈴木もぐらのコメントに会場からは笑いが起きた。空気階段らしいゆるいVTRに一同が「映画のトークイベントでこんなVTR見たことない」と総ツッコミを入れたが、監督は「疲れているところ光栄です」と、ここでも芸人愛を感じさせる感想が飛び出した。
最後のフォトセッションでは、「カメラに手を降ってください」という指示に対し岡野がパチンコを回す仕草を見せヒコロヒーがその手を隠すなど、最後まで笑いの絶えないイベントとなり大盛り上がりでイベントは幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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