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『大怪獣のあとしまつ』
満員御礼舞台挨拶

2022-02-17 更新

山田涼介(Hey!Say!JUMP)、土屋太鳳、三木 聡監督

大怪獣のあとしまつdaikaijyu-atoshimatsu ©2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
松竹 東映
大ヒット上映中!

 2月4日に公開を迎え、週末興行ランキングでも初登場作品1位に輝き、公開初日にTwitterでもトレンド1位を獲得するなど話題沸騰中の映画『大怪獣のあとしまつ』。本作の大ヒットを記念して、「満員御礼舞台挨拶」が実施された。

 ステージには主演の山田涼介、ヒロインの土屋太鳳、監督の三木 聡が登場。本作では初の本編上映後のイベントということでネタバレ有りのトークが展開された。MCから「撮影中に思わずツッコミを入れたくなったシーン」について話題が振られると、山田は「めちゃくちゃありすぎて、一つに絞るのが非常に難しい。でもやっぱりラストですかね。ホン(脚本)を読んで嘘だろ!?と思いましたので」と回答した。その山田からの“ツッコミ”に対し「みんなそう思うわけですよね」と三木監督は想定通りの様子。「例えば巨大ヒーローが出す光線とか、なんで最初から出さないんだろうと子どもの頃ずっと思っていたんですよ」と幼少期に疑問を告白。それに対するオマージュとパロディをラスト・シーンに込めていたことを明かした。当初は「最初からそうしろよ」とナレーションも入れる予定だったとのこと。最終的には観客に委ねるべきと考え、入れなかったと裏話を披露した。


daikaijyu-atoshimatsu

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 一方、土屋の「思わずツッコミを入れたくなったシーン」は「環境大臣の部屋で、他(自分以外)に働かれている人がいると思うんだけど、リモート会議なのかどうか」。大臣部屋の人の少なさを指摘。これについて監督は「秘書室は意外とそうみたいよ」と返答。「実際聞くと横に別の部屋があって、そこに必要な人がいて用があれば入ってくる、というような仕事のやり方をしてることも多いらしい」と説明した。「リアリティのある映画なんです」と付け加え、会場の笑いを誘った。


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 続いてイベントでは、筆と特大色紙が用意され「本作を一文字で表すなら何を書くか」という展開に。登壇者それぞれが思いの丈を表現した。

 まず三木監督から発表。監督が描いた一文字は「激」。「過激な作品だったと思うし、激論を生んだ。こんなにリアクションがあったのは初めて」と、公開初日に賛否両論が巻き起こったことを振り返った。中には激しい言説もあったが、「すごく愛してくれることと、すごく嫌いってことは同義だったりする。その意味で激しく感情が動いてくれるのは嬉しかったりもする」と話した。

 次に発表したのは土屋。出された色紙には「∞」と書かれており、まさかの記号での発表となった。「ね、天然でしょ」と山田にフォローを入れられながらも、「この作品には無限大の魅力があって、いろんな考え方や捉え方が出てくるなと思って」と自身の思いの丈を説明。「この無限大の魅力が時間や国境を飛び越えて、多くの人に観てもらえたら」と願いを込めて書いたことも話した。

 最後に発表となった山田が出した一文字は「新」。「新しい試みの映画だと思ったし、斬新の新でもある」と解説した。「監督の“怪獣が死んだ後の物語”という斬新な着眼点もあるし、新しい、勇気のある一歩を踏み出した映画だと思っている」と、作品の魅力も合わせて力説した。

 イベントの最後にはキャストから観客に向けてメッセージが発せられた。土屋は「特撮もこの作品も本当に大好きです。将来もし、次世代の子どもを何らかの立場で育てるときがきたら、この作品を一緒に見て、語り合えたら嬉しい」とコメント。山田は「映画は本当に観る人の自由。どんな感想を持っても、どんなことを言っても良いと思っている。この作品が皆さんの手によって長い時間愛され、長い時間観ていただける作品になれば嬉しい」と話し、イベントは締めくくられた。


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(オフィシャル素材提供)



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