2020-12-03 更新
歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー『峠』がついに初の映像化! 映画『峠 最後のサムライ』が21年6月18日(金)より全国公開となる。
そんな本作の主題歌に、石川さゆりの歌う「何処(いずこ)へ」が決定。本曲の作詞は、これまでにも幾度となく石川さゆりとコラボレーションを果たしてきた、日本を代表する作詞家・阿木燿子が担当。作曲を手がけたのは、小泉堯史監督作品『阿弥陀堂だより』(02)、『蜩ノ記』(14)では日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞するなど、名実ともに日本の音楽界のトップランナーのひとりである加古 隆。
石川さゆりが、たおやかに、そして情熱的に歌い上げるのは、松たか子演じる継之助の妻・おすがの目線で見つめられた、まさに本作の「その後」の世界。幕末という激動の時代を生き尽くした、役所広司演じる継之助の背中をやさしく、切なげに見守るさまを情感豊かに表現。その力強くも繊細な歌声は、混迷を続ける現代に生きる我々の胸を熱く打ち鳴らす。
さらに今回、加古 隆が作曲を手がけた本作劇中楽曲のメインテーマ曲をベースに、主題歌が制作されたことも明らかに。その壮麗なメロディにさらなるアレンジが加わり、小泉堯史監督とのセッションを経て阿木燿子によって紡がれた歌詞も受け、石川さゆりも本曲の歌唱オファーを快諾。日本を代表するアーティストたちによる、まさに映画から生まれ、映画を彩り上げる“主題歌”「何処(いずこ)へ」が誕生した。
また、「何処(いずこ)へ」は、21年1月27日(水)に発売される、石川さゆりの両A面・最新シングルとしてもリリースされることが決定!
石川さゆり 127th Single 『なでしこで、候う/何処(いずこ)へ』(両A面)2021年1月27日(水)発売!
なでしこで、候う: 作詞 阿木燿子、作曲 杉本眞人、編曲 坂本昌之
何処(いずこ)へ:作詞 阿木燿子、作曲 加古 隆、編曲 吉田 潔、ピアノ 加古 隆
※ 何処(いずこ)へ 映画「峠 最後のサムライ」主題歌
TECA-20060 定価1,227円+税
【石川さゆり コメント】
今回、加古隆さんが作曲を手がけられた楽曲を歌わせて頂いただきました。「映画」らしいスケール感溢れる曲で、阿木燿子さんによる詞も、映画の登場人物たちの様々な想いを魅力的に表現されていて、私たち日本人の心に響く一曲が完成しました。
コロナ禍にある今、決して失くしてはいけない人の心の在り方や、自分にとっての大事なものに寄り添っていくことなど、いろいろなことを考えさせられるタイミングにあるかと思います。そんな状況下だからこそ、「自分の心でしっかり感じ、考え、どう生きるか」ということを、ぜひ本作を通じて今を生きる皆さんに感じていただけたら嬉しいです。
そして、主題歌である「何処(いずこ)へ」が、映画をご覧になられる観客の皆さんの心と、映画の作り手たち――スタッフやキャストとの心を繋ぐことができたら、歌い手としてとても幸せに思います。
(オフィシャル素材提供)