2020-06-17 更新
世界で高い評価を受け、カンヌ国際映画祭では欠かせない存在となった河瀨直美監督の待望の最新作は、直木賞・本屋大賞受賞のベストセラー作家・辻村深月によるヒューマンミステリーの映画化。
実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描く。
永作博美、井浦 新、蒔田彩珠、浅田美代子ら実力派俳優が、人間の真実に踏み込む演技で圧倒する。
血の繋がりか、魂の繋がりか──現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かに迫り、それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマが誕生。
一度は子どもを持つことを諦めた栗原夫婦は、特別養子縁組という制度を知り、男の子を迎えいれる。それから6年、息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。
ところが突然、産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それがダメならお金をください」という電話がかかってくる。当時14歳だったひかりとは一度だけ会ったが、生まれた子どもへの手紙を託す、心優しい少女だった。
渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい彼女は何者なのか、何が目的なのか。
(2020年、日本、上映時間:139分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本・撮影:河瀨直美
原作:辻村深月『朝が来る』(文春文庫)
共同脚本:髙橋 泉
出演:永作博美、井浦 新、蒔田彩珠、浅田美代子、中島ひろ子、平原テツ、駒井 蓮、田中偉登、佐藤令旺、利重 剛ほか
配給
キノフィルムズ
10月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
オフィシャル・サイト
asagakuru-movie.jp (外部サイト)
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