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舞台挨拶・イベント

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『MANRIKI』ショートバージョン
SSFF&ASIA 2019にて世界最速上映!

2019-06-10 更新

斎藤 工、永野、金子ノブアキ、SWAY、清水康彦監督

MANRIKImanriki 共同配給:HIGH BROW CINEMA / 東映ビデオ
11月29日(金) シネマート新宿ほか全国順次公開
© 2019 MANRIKI Film Partners

 俳優のみならず、映画プロデューサーや監督などクリエイターとしても注目を集める斎藤 工と、その独特の世界観で個性を放つ芸人・永野、さらにミュージシャン、俳優、音楽プロデューサーなど幅広く活躍する金子ノブアキ、映像クリエイター清水康彦が集い動き出したプロジェクト「チームMANRIKI」。彼らが放つ長編映画『MANRIKI』は、「ファッションイベントにゲスト出演したときに感じた違和感から着想した」という永野の原案・原作に、プロデューサー・斎藤 工、監督・清水康彦のクリエイティブエッセンスが詰め込まれた作品。キャストは、斎藤 工が主演を務め、永野、金子ノブアキ、SWAY、小池樹里杏、神野三鈴ほか。さらに、金子ノブアキが担当した劇中音楽と、清水康彦監督の独創的な映像で、常識的観念にとらわれず自由なクリエイティブを実現した意欲作。世界中の方々に楽しんでいただきたいという圧倒的なエネルギーで作られた映画『MANRIKI』。日本では11月29日(金)の公開が決定している。

 そして6月8日(土)、昨年のショートショート フィルムフェスティバルで長編作制作が発表された本作が1年の時を経て、満を持しての公開となり、映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」が、昨年のイベント時に長編の制作を発表したSSFF & ASIA 2019(米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019)にて、世界初公開となる最新ショートフィルムの上映とトークイベントが開催された!


 イベントの冒頭、「チーム万力」の最新ショートフィルム『DEATH BIKE』が上映されると彼らの色全開かつ、SWAYの作品の世界観にバッチリとハマった内容に集まった観客は吸い込まれるように鑑賞。上映後、斎藤 工(斎藤 工名義で企画・プロデュース)、永野(原案・脚本)、メインキャストのSWAY (DOBERMAN INFINITY)、監督の清水康彦が登壇すると観客から大きな歓声が。MCから「チーム万力」の結成理由と『DEATH BIKE』の制作経緯を聞かれた永野は、「去年の6月にお笑いのライブでやったネタなんですけど、そこに来ていた監督がぜひ映像にしましょうと言っていただき、『DEATH BIKE』と命名いただいた上で実現しました」とコメント。SWAYは、「自分はセリフがなく、台本だと上裸でバイクにまたがってエンジンを吹かしている。というのを見て、撮影日めがけて身体造りだけしていきました。でも現場についたら黒のタンクトップが用意されていて、そのタンクトップにはイラッとしましたね(笑)」と笑いを交えながら自信の役作りに対して語った。撮影について監督は、「朝に現場に入って、夕方4時には終わったので、6時間ぐらいで終わりました(笑)」とコメントすると、SWAYは「1日の撮影でこのクオリティができるんだと驚きましたし、もっとショートフィルムをやりたいと思いました」と満足気に語った。

 そして、11月日本公開となる長編映画『MANRIKI』を、本映画祭のためにショートバージョンに再編集した特別版が世界初公開! 永野の曰く、長編を短くしたものではなく、また角度の違う、別作品に見えるようなショート用の『MANRIKI』とのことで、作品の押し寄せるような恐怖、サイコな雰囲気が見事に圧縮され表現されていた。再度、キャスト、監督が登壇すると、劇中音楽を担当した金子ノブアキもサプライズで登場! MCから、音楽制作について聞かれた金子は、「監督が編集室に入れてくれたので、隣で音をあてながら作成しました。そのおかげで通常1~2週間かかるものが数時間でできた気がします。すごい楽しかったです。他の作品の撮影中の控室でも作っていました。今回は自由にやらせてもらえることが宝物でした」と制作の裏側を語ると監督は、「彼の作った音楽をぜひ劇場で聞いてほしいです! 低音がずっと鳴っていたりと、劇場でこそ体験できると思います」とそのクオリティに太鼓判を押した。

 さらに、作品の裏側が垣間⾒られる、メイキング映像を上映しながらの生オーディオコメンタリーも披露。衝撃のシーンの連続に永野は「こんなに見せてしまっていいんですか!?」と焦ると、斎藤は「映画が公開される11月には忘れているでしょう(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。そして斎藤は「永野さんのTVで見られる部分は氷山の一角でしかなくて、その奥に広がる永野さんの世界観というのが映画的に見えて、そこに金子さんが入って、SWAYさんが作品を閉じてくれたんじゃないかと思いました」とチームを絶賛。監督も観客に向けて「一緒に盛り上げていただけると嬉しいです!」と熱を込めて語った。

 最後に斎藤は本作について、「魔物を生み出してしまった、しかし天使でもある。僕らのキャパシティ以上のものができてしまったと思っています。皆さんは、この作品を観て感じたことが何かあれば、共犯者となって大いに盛り上げていただけたらと思います」と集まった観客に作品に込めた思いを語りイベントは幕を閉じた。


manriki


SSFF & ASIA 2019 サイト
https://www.shortshorts.org/2019/ (外部サイト)



(オフィシャル素材提供)



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