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2018-08-30 更新
野村周平、柳ゆり菜、佐野 岳、佐藤祐基、藤原季節、森岡利行監督
直木賞作家・奥田英朗による人気小説を実写映画化した『純平、考え直せ』が、9月22日より全国公開される。8月28日(火)には完成披露試写会がユナイテッドシネマ・アクアシティお台場で行われ、主演の野村周平、共演の柳ゆり菜、佐野 岳、佐藤祐基、藤原季節、そして森岡利行監督が参加した。
対立する組幹部の命を狙うチンピラ・純平役の野村はサングラスをかけてのクールな登場も「舞台袖で皆からSPみたいとか『逃走中』の走って捕まえる人だとか言われた。みんな失礼!」と笑わせつつ、「もう少しサングラスかけます。ネットニュースで『野村周平、サングラスで登壇。調子乗っている』と書かれるはず」と自虐で盛り上げた。
硬派な男を演じた野村は「男くさい役をやったのは初めてだし、そういった作品をやってみたいと思ったので、お誘いを受けて嬉しかった」と素直な心境も、撮影は2週間とハードだったが「2週間くらいでチャッチャとやった」と野村節。それに共演者から非難の声が上がると「ちゃんとしたしっかりとしたチャッチャ! 軟派なチャッチャじゃなくて、硬派なチャッチャ!」とその真意を説明していた。
一方、太く短く生きる純平の姿に惹かれるOL・加奈役の柳は、初共演の野村の印象について「結構めちゃくちゃ」と爆笑も、「野村さんは純平に通じるカッコよさの詰まった方で、芯が通っていて自分のスタイルと強さを持っている人。人と歩くスピードが違うので、背中を追いかけなければという魅力を持っていて、それは純平に通じる」と純平と加奈同様に野村の男気に惚れた様子。その絶賛に野村は「自分は基本、ハチャメチャ、変わっている、どこに需要があるの?と言われるので、褒められるのは嬉しい」とまたまた自虐で笑わせた。
コインランドリーに居つくゲイ・ゴローを演じた佐野は「二丁目に通って取材をしたりして、自分の中で“妖精”だと思うようにした。そういったアプローチで臨みました」と役作り述懐。純平の先輩役を演じた佐藤は「そのまんまでやりましたが、チャッチャとやらずに硬派にやりました」とニヤリとし、野村との共演には「デビューしたての時に共演しているけれど、あの時は無口な少年だった。それが今では凄くしゃべるので、人ってこんなに変わるんだと思った」と野村の意外な過去を明かした。
SNSで純平と繋がる役どころの藤原は「SNSが炎上していくという野村周平さんにピッタリな役。炎上がここまで似合う俳優も珍しい」と野村のパブリックイメージをつつくと、すかさず野村は「時事ネタをツッコむのやめてもらえる? 呟いたらなるんだから仕方がない!」とぶっちゃけて爆笑となった。
最後に森岡監督は「二泊三日の話で、バイクにも乗るし、髪の毛も切るし、僕なりのローマの休日になっている。みんなが一生懸命やってくれて、僕はほとんど演出していなくて、勝手にやってくれた感じ」と役者陣に全幅の信頼。野村も「ただの任侠映画ではなく、人間として考えさせられる映画。純平という男の現代にないカッコよさ、カッコいい男像を見て感心してほしい。2度、3度と観て」とアピールした。
(オフィシャル素材提供)
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