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2018-10-21 更新
渡辺 大、出合正幸、内野謙太、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督
配給:カートエンターテイメント
絶賛上映中!
© 河合香織・小学館 © 2018 Kart Entertainment Co., Ltd.
マドリード国際映画祭2018およびアムステルダム国際フィルムメーカー映画祭2018で4冠に輝いた映画『ウスケボーイズ』が10月20日、ついに公開。同日、新宿武蔵野館で初日舞台挨拶が行われ、主演の渡辺 大、共演の出合正幸、内野謙太、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督が参加した。
ワイン造りに苦悩する実直な青年・岡村役で、マドリード国際映画祭2018外国語映画部門最優秀主演男優賞&アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭でも外国語映画部門最優秀主演男優賞を獲得した渡辺。今後も海外の映画祭での上映もあることから「僕らはこの映画を作って終わりではなく、この作品で日本ワインを発信し、日本ワインが文化として普及すれば嬉しい」と映画だけにとどまらない反響を期待し「ワインの本場からすると変化球のような映画かもしれないけれど、ドスンとハマってくれたのではないかと思う」と海外の映画祭での快挙の理由を分析した。
また「自分にとっての師匠」を聞かれると、俳優の故・津川雅彦さんの名前を挙げて「子供の頃からお世話になっており、17歳の頃から僕は勝手に師弟関係のようなものを感じています。いろいろなことを学ばせていただき、今ここにいるのは津川さんのおかげです」とシミジミ。さらに幼少期に乗馬を教わったコーチも師匠の一人で「もう亡くなってしまったけれど、10歳の頃に乗馬の基礎を叩きこんでくれ人。当時一人でその方の牧場で合宿をして、きつかったけれど、今の仕事で馬に乗れるのは大きなことです。基礎を叩きこんでくれたのはありがたい」と天国にいる乗馬の師匠に感謝していた。
出合の師匠は「小学校時代に通っていた学童保育の指導員。40歳を超えて教員免許を取るようなぶっ飛んだ人でしたが、そんな人の教えが僕のベースになっている」と回想。内野は本作共演者である橋爪 功の存在を挙げて「共演というか、お芝居を間近で見させていただき、思っていた以上にカッコいい方だった。憧れる部分もあるし、傍にいさせていただいたのは嬉しかった」とベテランに刺激を受けていた。
今回の作品のキャスト・スタッフにも感謝しきりの渡辺は「このメンバーと出会って、ワインを通じていろいろな繋がりと素敵な仲間ができた。撮影が終わって1年以上経っても撮影時と変わらない関係性でいられるのは、まさに日本ワインがもたらした縁だと思う。お酒が繋ぐ縁ってあるんだと思った」と実感。それに竹島も「撮影中は映画と同じで、日本ワインを皆で飲みながらたくさんの話をした。それから1年経ってみんなとこうやって会っても、ワインの話をする。スタッフ・キャストという仲間が一丸となって作品を作ったというのを感じる現場でした」と絆を強調した。
仲間とはどんな存在ですか?と質問された伊藤は、「昔の同級生に会うと、優しいことだけでなく厳しいことも言ってくれる。素直な思いをぶつけてくれる仲間は、本当に大切な存在だと思っています」と、自分を支えてくれる人たちへ感謝を述べた。
最後に柿崎監督が「気概を持って日本ワイン造りに挑んだ人たちの映画であり、僕らも気概を持って作りました。本作を通して日本ワインに触れる機会が増えたら嬉しい」と思いを込めると、渡辺も「鑑賞後は作品に思いをはせていただき、日本ワインを飲んでほしい。皆さんと日本ワインの関係性が近くなるのが、作品を通しての僕の願いです」とアピールした。
(オフィシャル素材提供)
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