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2018-08-06 更新

　日本のワインを世界レベルに引き上げたワイン界の先駆者・麻井宇介。彼の思想を受け継ぎながら、日本の地でワイン用のぶどうを栽培するところから始まり、世界レベルの味にして日本ワインの常識を覆した革命児たち。彼らの実話が映画『ウスケボーイズ』として、10月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開となる。

　マドリード国際映画祭2018にて主演・渡辺大が最優秀外国映画主演男優賞を受賞したニュースは先日お伝えした。

　受賞後、渡辺大はマドリードからロンドンに渡り、現在、イギリスのロンドン・ウェストエンドで開幕中の渡辺謙主演ミュージカル「王様と私」を観劇し、父である渡辺謙に、最優秀主演男優賞受賞の報告をした。

　渡辺謙から大にむけて「おめでとう。よく頑張りました」とねぎらいの言葉をもらい、渡辺大も、日本の役者として海外でさらに仕事ができるように頑張りたいと心に誓ったという。

　本作にて渡辺大は、ワイン造りに苦悩しながらも実直な青年・岡村役を演じている。麻井宇介の思想で結ばれながら奮闘するウスケボーイズに、出合正幸、内野謙太、竹島由夏。また和泉元彌、安達祐実、大鶴義丹、升毅、伊藤つかさ、橋爪功など、日本の映画業界や古典芸能の最前線で活躍している俳優陣が脇を固めている。

　監督は、モントリオール世界映画祭招待上映、ミラン国際フィルムメーカー映画祭最優秀監督賞受賞など国際映画祭で高評価を得ている柿崎ゆうじ。

　ノミネート中のアムステルダム国際フィルムメーカー映画祭授賞式は、８月18日(土)に行われる。ヨーロッパでの連続受賞が期待されており、海外での本作への注目がさらに高まっている。

（オフィシャル素材提供）