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第26回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
開幕！
2016-02-25 更新
本日より、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016＜会期：2月25日(木)～2月29日(月)＞が遂に開幕した！ 今や国内外に熱狂的なファンを持つ本映画祭も、今期で26回目。初日となる本日は、夕張市民らがゲストを迎える歓迎セレモニー、豪華ゲスト勢ぞろいのオープニングセレモニー、そしてオープニング招待作品の上映・舞台挨拶と華々しいイベントが続いた。
＜歓迎セレモニー＞
恒例の歓迎セレモニーでは、夕張市民の「おかえりなさい！」の声とともに次々とゲストが登場。大歓声の中まず登場したのは、本年度のオープニング招待作品 『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督。続いて「京楽ピクチャーズ．PRESENTS ニューウェーブアワード」受賞者の土井裕泰監督、杉咲 花、勝地 涼、そして今や本映画祭の常連となった武田梨奈が登場し、夕張市民の熱烈な歓迎を受けながら笑顔で花道を歩いた。
＜オープニングセレモニー＞
いよいよ「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」が開幕！ 今期から新たなメイン会場となった「合宿の宿ひまわり」でオープニングセレモニーが開催され、映画祭の始まりを祝おうとたくさんの観客が詰めかけた。
映画祭名誉会長でもある鈴木直道市長のあいさつの後、映画祭の全上映作品、ゲスト、審査員を順に紹介。さらに今や本映画祭の注目アワードのひとつとなった「京楽ピクチャーズ．PRESENTS ニューウェーブアワード」の表彰式が行われ、2016年に活躍が期待されるホットな俳優、女優、クリエイターを発表。それぞれの部門の受賞者である、勝地 涼、杉咲 花、土井裕泰の３名が登壇すると会場は大盛り上がり。それぞれが受賞の喜びを語り、会場全体は大きな拍手に包まれた。
最後には映画祭実行委員長・澤田直矢氏から開催が宣言され、大興奮の中「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」が開幕した。
◆映画祭名誉会長 鈴木直道夕張市長
今年も寒い寒い夕張で熱い熱い５日間が開催できることになりました。映画祭に素晴らしい作品をくださった方々、そして夕張の町を愛する皆さんが集まってくださったことに感謝しています。今年の映画祭キャッチコピーは、昨年に引き続き「世界で一番、楽しい映画祭」。皆さんには映画や夕張に触れて最高の思い出を作ってほしい。それでこそ「世界で一番、楽しい映画祭」だと思います。すべての皆さんに心から感謝します
◆ニューウェーブアワード受賞者
土井裕泰（クリエイター部門）
ゆうばり映画祭には一度来てみたかったし、映画だけでなくこれまでのテレビの仕事も含めて評価いただいたことが嬉しいです。年は行っているけど伸びしろはあると思うので、これからも新しい波（ニューウェーブ）を起こせるように頑張りたいと思います！
勝地 涼（俳優部門）
以前ゆうばり映画祭に参加したときに、夕張の皆さんがあたたかく迎えてくれたのを覚えていたので、このような形で帰ってこられてうれしく思います。今年30歳になる節目の年に授賞できて、身が引き締まる思いです。これからも自分にしかできないような芝居をしていきたいです。
杉咲 花（女優部門）
このような賞をいただいて素直にうれしいです。会場に向かう途中、寒い中市民の皆さんがたくさん待っていてくれてとてもうれしかったです。これを機に、私が関わった作品を見てもらう機会が増えたらと思います。
＜オープニング招待作品
『エヴェレスト 神々の山嶺』舞台挨拶＞
本年のオープニング招待作品に選ばれたのは、世界的大ベストセラー・夢枕 獏著「神々の山嶺」を実写映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』。上映前の舞台挨拶では平山秀幸監督が登場し、映画を楽しみに待つ観客から盛大な拍手で迎えられた。上映前に行われた舞台挨拶では、平山監督による映画祭への思いや、作品の裏話も披露され、大盛り上がりのうちに本編上映へと突入した。
◆登壇者コメント 平山秀幸監督
歓迎セレモニーで「おかえりなさい」と市民の皆さんに言ってもらいましたが、新作を持ってこの映画祭に帰ってこられたことが何より嬉しいです。本当にありがとうございます。
映画はヒマラヤで撮影したのですが、夕張はヒマラヤに負けないぐらい寒くて吹雪いていて、吹雪かないと夕張じゃないなという気がします(笑)。この映画をオープニング招待作品に選んでもらって光栄です。
ちなみにこの映画では、主演の岡田准一さんと阿部 寛さんには「かまわないでくれ」と言われたので、かまいませんでした(笑)。自分のことは自分でして本当に手のかからない俳優さんでした。全カットご本人たちが演じているので楽しんでほしいです。
■公式サイト：http://yubarifanta.com （外部サイト）
▼ゆうばり国際ファンタスティック映画祭とは
北海道夕張市において開催され、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会によって組織、運営されるものである。この映画祭はSF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンス等、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象としたものである。
本映画祭の目的は、まだ見ぬ新しい才能の発見・育成や、映画による世界各国間の文化交流・相互理解の促進を通じて、市民、映画人、観客の三者のコミュニケーションによる出会いの場を映画祭が提供することで、日本国内のみならず世界各国におけるエンタテインメント映画の質の向上に寄与することを目指す。
（オフィシャル素材提供）