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第77回ヴェネチア国際映画祭
コンペティション部門

2020-08-12 更新

© Disegno originale Lorenzo Mattotti, progetto grafico Designwork Courtesy La Biennale di Venezia

　未だ終息をみないコロナ禍で、これまでほとんどの映画祭が中止またはオンラインに切り替えた中、第77回ヴェネチア国際映画祭は予定通り、万全の予防対策を整えつつ、イタリア・リド島にて９月２日(水)～９月12日(土)の開催を英断した。
　コンペティション部門の審査員は、審査員長のケイト・ブランチェット（女優、オーストラリア）をはじめ、ヴェロニカ・フランツ（映画監督・脚本家、オーストリア)、ジョアンナ・ホッグ（映画監督・脚本家、イギリス)、ニコラ・ラジョイア（作家、イタリア)、クリスティアン・ペツォールト（映画監督・脚本家、ドイツ)、クリスティ・プイウ（映画監督・脚本家、ルーマニア)、リュディヴィーヌ・サニエ（女優、フランス）。

　邦画は黒沢 清監督の『スパイの妻』がエントリーしている。

　コンペティション部門のラインナップは以下の通り。

コンペティション部門

IN BETWEEN DYING
■アゼルバイジャン＝アメリカ、88分
■監督：ヒラル・バイダロフ
■出演：Orkhan Iskandarli, Rana Asgarova, Maryam Naghiyeva, Murvat Abdulazizov, Kamran Huseynov, Samir Abbasovほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

LE SORELLE MACALUSO
■イタリア、94分
■監督：エンマ・ダンテ
■出演：ヴィオラ・プザテーリ、エレオノーラ・デ・ルーカ、シモーナ・マラート、スザンナ・ピライノほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

THE WORLD TO COME
■アメリカ、98分
■監督：モナ・ファストヴォルト
■出演：キャサリン・ウォーターストン、ヴァネッサ・カービー、クリストファー・アボット、ケイシー・アフレックほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

NUEVO ORDEN
■メキシコ＝フランス、88分
■監督：ミシェル・フランコ
■出演：ネイアン・ゴンザレス・ノルビンド、ディエゴ・ボニータ、モニカ・デル・カルメン、フェルナンド・クアウトゥレほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

AMANTS (LOVERS)
■フランス、102分
■監督：ニコール・ガルシア
■出演：ピエール・ニネ、ステイシー・マーティン、ブノワ・マジメルほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

LAILA IN HAIFA
■イスラエル＝フランス、99分
■監督：アモス・ギタイ
■出演：Maria Zreik, Khawla Ibraheem, Bahira Ablassi, Naama Preis, Tsahi Halevi, Makram J. Khouryほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

UND MORGEN DIE GANZE WELT
■ドイツ＝フランス、101分
■監督：ユリア・フォン・ハインツ
■出演：マラ・エンデ、ノア・ザーヴェドラ、トニオ・シュナイダー、ルイザ＝セリーヌ・ガフロン、アンドレアス・ルストほか

© Seven Elephants, Oliver Wolff

DOROGIE TOVARISCHI! (DEAR COMRADES!)
■ロシア、116分
■監督：アンドレイ・コンチャロフスキー
■出演：ユリア・ヴィゾツカヤ、ヴラディスラヴ・コマロフ、アンドレイ・グセフ、ユリア・ブロヴァほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

スパイの妻
■日本、115分
■監督：黒沢 清
■出演：蒼井 優、高橋一生、坂東龍汰、東出昌大ほか

© 2020 NHK, NEP, Incline, C&I　配給：ビターズ・エンド

KHORSHID (SUN CHILDREN)
■イラン、99分
■監督：マジッド・マジディ
■出演：Ali Nasirian, Javad Ezzati, Tannaz Tabatabaie, Rouhollah Zamani, Seyed Mohammad Mehdi Mousavi Fard, Shamila Shirzadほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

PIECES OF A WOMAN
■カナダ＝ハンガリー、115分
■監督：コーネル・ムンドルッツォ
■出演：ヴァネッサ・カービー、シア・ラブーフ、エレン、バースティン、ジミ・フェイルズほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

MISS MARX
■イタリア＝ベルギー、107分
■監督：スザンナ・ニッキャレッリ
■出演：ロモーラ・ガライ、パトリック・ケネディ、ジョン・ゴードン・シンクレア、フェリシティ・モンタギューほか

Foto di Emanuela Scarpa, © Vivo film, Tarantula

PADRENOSTRO
■イタリア、120分
■監督：クラウディオ・ノーチェ
■出演：ピエールフランチェスコ・ファヴィーノ、マッティア・ガラチ、バルバラ・ロンキ、フランチェスコ・ゲギほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

NOTTURNO
■イタリア＝フランス＝ドイツ、100分
■監督：ジャンフランコ・ロージ

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

ŚNIEGU JUŻ NIGDY NIE BĘDZIE (NEVER GONNA SNOW AGAIN)
■ポーランド＝ドイツ、113分
■監督：マウゴシュカ・シュモフスカ、ミハウ・エングレルト
■出演：アレック・ウトゴフ、マヤ・オスタチェフスカ、アガタ・クレシャ、ヴェロニカ・ロサティほか

© LavaFilms MatchFactory Productions

THE DISCIPLE
■インド、127分
■監督：チャイタニヤ・タームハネー
■出演：Aditya Modak, Arun Dravid, Sumitra Bhave, Kiran Yadnyopavitほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

QUO VADIS, AIDA?
■ボスニア・ヘルツェゴヴィナ＝オーストリア＝ルーマニア＝オランダ＝ドイツ＝ポーランド＝フランス＝ノルウェー＝トルコ、101分
■監督：ヤスミラ・ジュバニッチ
■出演：Jasna Ðuričić, Izudin Bajrović, Boris Ler, Dino Bajrović, Boris Isakovićほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

NOMADLAND
■アメリカ、108分
■監督：クロエ・ジャオ
■出演：フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ、スワンキーほか

© La Biennale di Venezia – Foto ASAC

（オフィシャル素材提供）

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