インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

インタビュー

トップページ > インタビュー > 『ビトレイヤー』ジェームズ・マカヴォイ オフィシャル・インタビュー

『ビトレイヤー』
ジェームズ・マカヴォイ オフィシャル・インタビュー

2013-05-10 更新

この映画はこれまで多かったイギリスの社会派ギャング映画の枠を出ている点が新鮮に思えた


ビトレイヤーpunch
© The British Film Institute 2013

ジェームズ・マカヴォイ James McAvoy

 1979年生れ、スコットランド、グラスゴー出身。
 最近ではマシュー・ヴォーン監督作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でチャールズ・エグゼビア(若きプロフェッサーX)を演じ、マイケル・ファスベンダー、ニコラス・ホルト、ケヴィン・ベーコンらと共演。2011年11月、3Dアニメ映画『アーサー・クリスマスの大冒険』で主役のアーサーの声をつとめ、ヒュー・ローリー、ビル・ナイらと共演を果たす。ロバート・レッドフォード監督『声をかくす人』でも主演をつとめている。2010年2月には、マイケル・ホフマン監督作『終着駅 トルストイ最後の旅』にヘレン・ミレン、ポール・ジアマッティらと出演している。2008年には、豚の鼻をもった女の子をクリスティナ・リッチが演じる『ペネロピ』に出演。同2008年には『ウォンテッド』で、モーガン・フリーマン、アンジェリーナ・ジョリーらと共演。マーク・ミラーの人気グラフィック・ノベル原作のこの作品は、世界で3億ドル以上をたたき出す大ヒットとなった。2007年に『ジェイン・オースティン 秘められた恋』でマギー・スミスらと共演。同2007年のジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ出演の『つぐない』で、マカヴォイはゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の主演男優賞にノミネート、ロンドン映画批評家協会賞英国主演男優賞を受賞した他、サンタバーバラ国際映画祭、リチャード・アッテンボロー映画賞批評家部門などでも主演男優賞を受賞した。2005年には、アンドリュー・アダムソン監督の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(タムナスさん役)が公開され、本作は、歴代の映画興収ベスト20に名を連ねることになる。この演技でマカヴォイは、2006年ロンドン映画批評家協会助演男優賞にノミネートされ、同年英国アカデミー賞ライジング・スター賞を受賞。
 2005年の夏にはウガンダを訪れ、『ラストキング・オブ・スコットランド』の撮影を行った。監督はオスカー、英国アカデミー賞受賞経験のあるケヴィン・マクドナルド。マカヴォイは、英国アカデミー賞、ヨーロッパ映画賞、英国インディペンデント映画賞、ロンドン映画批評家協会賞などにノミネートされた。 舞台でも、2009年、権威あるローレンス・オリヴィエ賞の主演男優賞にノミネートされている。

 リドリー・スコット製作総指揮、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のジェームズ・マカヴォイ主演最新作、『ゼロ・ダーク・サーティ』のマーク・ストロングによるクライム・サスペンス・アクション大作『ビトレイヤー』が全国公開中だ。本作で主演を務めたジェームズ・マカヴォイが、役柄についてや撮影秘話、さらにはプライベートなど様々なことを語ってくれた。


本作を引き受けた理由は?

 ふつうの英国版ギャング映画の鋳型に入らないような型破りなスタイルの映画だという点かな。イギリスのギャング映画が悪いというんじゃないよ。イギリスのギャング映画でよい映画も沢山あるけれど、この映画は、これまで多かったイギリスの社会派ギャング映画の枠を出ている点がとても新鮮に思えたんだ。


この映画はガン・ガルチャーがテーマになっています。イギリスでは警察が拳銃を装備しないですよね。警官が拳銃を装備する国は多いですが、あなたの意見は?

 警官がどうしても拳銃を装備しなければならない理由はあまりないと思う。それも、最近のアメリカの銃犯罪について考えてみれば、警察が装備すれば犯罪者にしても、銃をもつ何か言い訳を作ることになる。だからイギリスでは警官が拳銃をもたず、したがって銃犯罪も比較的少ないのは悪い状況ではないと思う。


撮影で怪我をしたことはありますか?

 映画の撮影で怪我をしたことはないんだ。アクション映画でも。『ウォンテッド』の時に耳にバイ菌が入って化膿したくらいかな。蝋の入ったお風呂に横になるシーンがあって、それが耳にはいったみたいで。他にはないんだ。子供の頃はよく怪我をしたけどね。


私生活は秘密主義ですが、それはだんだん難しくなってきていますか?

 そんなことはないよ。マスコミは僕が私生活について話したがらないのを知っているから。道で人に声をかけられることあるけれど、それは別に嫌じゃないよ。ただ家族については、公けでは話したくないんだ。今のところは僕らの意思を尊重してもらっている。マスコミとの関係というのは相互関係だと思うよ。キャリアを築くためにマスコミを利用する人はいるし、それが悪いと批判する気もないよ。


(オフィシャル素材提供)


関連記事

Page Top