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2012-06-03 更新
大ヒット公開中のアキ・カウリスマキ監督『ル・アーヴルの靴みがき』。世知辛い世の中にあって「“カウリスマキ界隈”では奇跡は本当におきてしまう」と言わしめる現代のおとぎ話だ。
さて、新橋駅前のSL広場で路上靴磨きを行う中村幸子さん(80)の人生を歌った曲「新橋二丁目七番地」が異例のヒットとなっている。
この楽曲は、人生の応援歌として団塊世代からの共感を呼び、USEN歌謡曲リクエスト・チャートで第一位を獲得し、発売1ヵ月で2万枚を売り上げるなど、注目を集めている。
また、現在公開中の『ル・アーヴルの靴みがき』もシニア層など、カウリスマキ・ファン以外からも広く支持を集め、連日満席と、6月1日現在、興収6000万円、観客動員5万人と大ヒット公開中。
歌のモデルとなった中村さんと、本作『ル・アーヴルの靴みがき』の主人公マルクスは、共に、腰掛けた低い視点から世の中を見守り続けてきた。劇中で、マルクスは「靴みがきと羊飼いこそ人に近いんだ」と語る。
誰よりも人の側で社会を見つめてきた、彼ら靴みがきの人生を、この機会に歌や映画で体験してみては?
(オフィシャル素材提供)
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