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トップページ > 最新ニュース > 『ツリー・オブ・ライフ』第64回カンヌ国際映画祭/公式記者会見&レッド・カーペット

『ツリー・オブ・ライフ』
第64回カンヌ国際映画祭/公式記者会見&レッド・カーペット

2011-05-23 更新

ツリー・オブ・ライフ
(C)Kazuko Wakayama
(C)2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved.

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
8月12日(金) 丸の内ルーブル他 全国ロードショー
http://www.movies.co.jp/tree-life/

 第64回カンヌ映画祭コンペティション部門最大の注目作、『ツリー・オブ・ライフ』の記者会見が、映画祭6日目となる現地時間5月16日に行われた。

 ディヴィッド・フィンチャー、テリー・ギリアム、スティーブン・ソダーバーグ、コーエン兄弟、クエンティン・タランティーノら名だたる監督の作品に出演し、マイケル・ウィンターボトム、マシュー・ヴォーンらのプロデューサーも務めたブラッド・ピットにして、鬼才テレンス・マリックの5本目の映画となるこの『ツリー・オブ・ライフ』は「自分が手がけなければならないと感じ、4年前から参加した」と、作品に対する熱い想いを世界中から集まった報道陣で埋め尽くされた会場で語った。

ブラッド・ピット:この映画が描いている永遠の命題についてスタッフ、キャストと一緒に考えてみた。子供たちは厳格な自然である「父」と恵みと愛の象徴である「母」との間で揺れながら成長していく。この映画は何故、何のためにこの世に生まれて、そして死んで、一体どこに行くのかを描いた作品だ。
 (この映画で描かれている家族は)自分の少年時代と少し似ている。脚本を読んだ時、自分が幼かったころを思い出した。(自分の父親も)あそこまで厳格ではなかったが、どこか似ているところがあった。
 (公式の場に現れないことで有名なテレンス・マリック監督について;今回も欠席)とても優しい人で、一日中よく笑っている。トイレにも行くよ(笑)。毎日喜びを見出して、キャラクターを愛しみ、とてもリスペクトしてくれる。

ジェシカ・チャステイン:もともとテレンス・マリック監督のファンだったので、(この映画に出演することが出来て)とても嬉しかったわ。監督とは撮影の約3ヵ月前から役作りの相談をしたの。そこで、前もって出来上がりを計算するような演技プランを立てるのではなく、瞬間、瞬間をとらえるアプローチを学んだわ。

 同日19時(日本時間17日午前2時)には、メイン会場のシアター・リュミエールにて上映が、2300名の満員の観客を集めて行われた。

 上映に先立ち行われたレッド・カーペット・セレモニーには、主演兼プロデューサーを務めるブラッド・ピットと、成長したその息子を演じた共演のショーン・ペン、そしてブラット・ピットの妻を演じたジェシカ・チャステインが登場。今年のカンヌ映画祭最大のビッグスターの登場に、詰めかけた沿道の観客は大きな盛り上がりを見せた。ブラッド・ピットとショーン・ペンは、久しぶりの再会を祝いレッド・カーペット上でガッシリと抱き合い挨拶。ジェシカの手をとり、三人で観客の声援に応えた。

 ブラッド・ピットは、テレンス・マリック監督との仕事について「素晴らしい体験だった」とコメント。ショーン・ペンは、「テレンス・マリック監督は、本当に凄い人だよ。カンヌに来られてとても嬉しい」と語った。

 例年以上に話題作が集まる今年のコンペティション部門の中でも、最大の注目作と言われるだけあって、レッド・カーペットには、ジュード・ロウ、リュック・ベッソン監督、イザベル・ユペール、ミア・ワシコウスカ、ナタリー・バイ、シャーロット・ランプリングなど豪華な顔ぶれに加え、アンジェリーナ・ジョリーも登場。黒のドレスに身を包み、ひときわ注目を集めた。

(オフィシャル素材提供)


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