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2021-03-31 更新


大綱引の恋ohzuna
©2020映画「大綱引の恋」フィルムパートナーズ

イントロダクション

 2020年10月30日より鹿児島にて先行公開された映画『大綱引の恋』が5月7日(金)に全国公開となる。

 本作は、『陽はまた昇る』(02)『半落ち』(04)『ツレがうつになりまして。』(11)『八重子のハミング』(16)など数多くのヒット作を産み出し、2020年3月31日に62歳で急逝された名匠・佐々部清監督の渾身のラスト・ストーリー。人々の交流や、夫婦・家族を描くことにこだわった佐々部監督が、最後に描いた作品もまた家族がテーマだ。

 鹿児島で400年以上にもおよぶ歴史と伝統を守り続けている川内大綱引を軸に、主人公・有馬武志の家族や、彼自身の愛の物語を描く。

 主人公・武志役を『RAILWAY 49歳で電車の運転士になった男の物語』で日本アカデミー賞第34回新人俳優賞を受賞するなど、演技力の評価が高い三浦貴大。武志が思いを寄せる甑島に勤務する韓国人女性研修医役を、女優だけではなく岩井俊二監督の指導を受け監督もこなす知英。武志の妹・敦子役には、NHK連続テレビ小説でヒロインを演じるなど、出演作が目白押しの比嘉愛未。その他、石野真子、松本若菜、中村 優一、西田聖志郎、朝加真由美、升 毅など実力派豪華俳優陣が集結している。


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ストーリー

 有馬武志は鳶職・有馬組の三代目だが、35歳にしてまだ独身。鳶の親方でもあり、“大綱引”の師匠でもある父親寛志(60)から常々「早う嫁を貰うて、しっかりとした跡継ぎになれ」と、うるさく言われている。仕事柄女性とめぐり合う機会が少ない上に奥手の武志には、交際している女性がいない。

 とある日、消防団員でもある武志が、川内駅のコンコースですれ違いざまに倒れた老人の救命措置をしているところに、甑島の診療所に勤務する韓国人女性研修医のヨ・ジヒョン(28)が通りかかり、連携プレーにより老人の命は救われる。お互いに名前を名乗ることもなく別れた二人だが、後日韓国からの訪問団の通訳のボランティアで、偶然にも再び出会う。大学で学んだ韓国語を得意とする武志は、ほどなくジヒョンと心を通わせるようになる。

 年に一度、秋分の日の前夜に催される“大綱引”が近づくにつれ、さらに父親から、国が違うことを理由に反対されればされるほど、二人の恋心のボルテージは上がっていき、結婚を意識するようになる。


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(2020年、日本、上映時間:108分)

キャスト&スタッフ

監督:佐々部 清
企画・原案:西田聖志郎
脚本:篠原髙志
プロデューサー:臼井正明
音楽:富貴晴美
主題歌:AI「Story」
出演:三浦貴大、知 英、比嘉愛未、中村優一、松本若菜、西田聖志郎、朝加真由美、升 毅、石野真子、金児憲史、金井勇太、伊㟢充則、安倍萌生、月影 瞳、小倉一郎、恵 俊彰(友情出演)、沢村一樹(友情出演)ほか

配給
ショウゲート
5月7日(金)より全国公開

■ オフィシャル・サイトohzuna-movie.jp (外部サイト)


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