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『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』完成記念会見

2021-02-23 更新

亜生(ミキ). 粗品(霜降り明星). 後藤淳平(ジャルジャル).福徳秀介(ジャルジャル)、秋山竜次(ロバート).品川ヒロシ(品川庄司).近藤春菜(ハリセンボン)

半径1メートルの君~上を向いて歩こう~hankei1m 企画・製作・配給:吉本興業
2月26日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか 全国ロードショー!
© 「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

 8組24名の人気俳優、吉本タレント、クリエイターによるオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』の完成記念会見が2月19日(金)に東京・よしもと有楽町シアターで行われ、豪華監督&キャスト陣が登壇した。


 まず初めに、MCから『本日は、お日柄もよく』、『やさしい人』、『とある家のこと』、『真夜中』の各作品の説明がされ、『まわりくどい二人のまわりくどい気持の伝え方は大胆でむしろまわりくどい』からジャルジャルの二人が登場した。本作が映画初脚本となった作品の出来上がりを問われた福徳は「正直に言いますと、自分が作ったというのが恥ずかしくて、まだ仕上がりを観ていないです」と笑い交じりに答え、『まわりくどい恋愛模様』をテーマに選んだ理由について、「Twitterのリプライに来た恋愛の相談が大胆でまわりくどく、まさにこれだ」と作品のきっかけとなった出来事についても明かした。


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 いつものコントとはまた違う役を演じることとなった後藤は「脚本に忠実でそのまま、味付け無しで」と、演じた役について振り返った。最後に福徳は「本気で書いたので、ぜひとも観てほしい」と述べ、「初めての福徳の脚本全力で演じたので楽しんでもらえたら」と後藤は語った。

 次に登場したのは、『戦湯~SENTO~』で脚本&監督を務めた品川監督とキャストのロバート秋山。「銭湯」と「ラップバトル」という一見、交わることのない組み合わせを選んだ理由について聞かれた品川監督は、コロナ渦だからこそ「銭湯で男同士の裸の付き合いをしたくて」と作品について思いを口にし、「裸を出すからたくさんご飯を食べて、日焼けサロンでバキバキに仕上げました」と秋山は役作りを語った。演者に般若とロバート秋山を起用したことについて「般若さんのラップに対して答えない秋山が面白いかな」と品川監督は述懐。


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 本作の役作りにおいて、品川監督からどんな指示があったか問われると、「銭湯が好きなので、よくいる常連客情報を話しそれを取り込みながら演じました。撮影中、品川監督が転んだ時に、股間を抑えていた手で思わず品川監督の手をとってしまいました(笑)」と撮影秘話で秋山は会場を沸かせた。最後に本作『戦湯~SENTO~』について品川監督は「馬鹿馬鹿しく、面白いです!」と言い、秋山は「仕上がった体も見てもらい、般若さんとのラップバトルも見ていただきたい!」と述べた後、ここで、ジャケットを脱ぎ、架空のドラマ「甘味裁判官 あんみつ先生」のTシャツを披露。架空の番宣で会場が笑いの渦に包まれ、品川監督が「次回作、これ作ろう!」と笑いで締めた。

 次に『バックヤードにて』に出演したハリセンボン 近藤春菜が登場。SF要素が織り込まれた本作で、撮影中苦労したことについて聞かれた春菜は「実生活でタイムトラベルってないじゃないですか。撮影中ただ止まっている場面とかもあって、あれ?これおかしいなと思っても、冷静に何も考えずにやりきりました」と語った。プライベートでも仲の良い水川との共演で、撮影中はどんなやり取りをしたか尋ねられると、「朝が早く、お腹がすいていた時にバナナを分けてくれて、ゴリラ親子みたいなやり取りをしていましたね。水川さんいつも現場にフルーツを持ってきていて、それをゴリラ・セットと呼んでいましたね」とバックヤードの裏話を披露した。最後に「この作品は観ないと分からないことがたくさんあるので、いろいろ観て発見してほしいのと、私の長台詞にも注目していただきたいです」と春菜は述べた。


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 最後に『同度のカノン』で脚本&監督を務めた粗品監督とキャストの亜生が登場した。本作が脚本&監督初作品となった粗品監督は、初めて映画を撮影したことについて「映画の撮影現場にいって、都心から離れていたのに電車が2分に1本走っていて、音が入るたびに何回も撮影を中断しました」と撮影時の思い出を振り返り、出演者の亜生ついて「役作りで坊主にしてほしかったですね。今回の僕の演技指導がほかのドラマにも生かされているんですよ(笑)。本当は兼近に坊主にして出てもらいたかったんですけどね」と笑い交じりに語った。先輩である粗品監督の初作品に出演した亜生は「監督が邪魔だった(笑)。撮影がうまくいっていたのに、監督の興奮した変な声が入っていたせいで何回も撮りなおしたんです」と撮影中の思い出を口にし、会場を盛り上げた。最後に監督として粗品は「僕の脚本と海宝さんの演技だけ見てほしいです」と亜生をいじりながら、これから作品を観る方々に思いを述べ、亜生は「作品については全然触れられないが、10分で本当に面白くなっているので見てほしい」と呼びかけ、幕を引いた。


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(オフィシャル素材提供)



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