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『樹海村』初日舞台挨拶

2021-02-06 更新

山田杏奈、山口まゆ、大谷凜香、倉 悠貴、神尾楓珠、工藤 遥、安達祐実、塚地武雅、清水 崇監督

樹海村jukaimura 配給:東映
全国公開中
© 2021「樹海村」製作委員会

 映画『樹海村』の初日舞台挨拶が都内にて行われ、キャストの、山田杏奈、山口まゆ、神尾楓珠、倉 悠貴、工藤 遥、大谷凜香、塚地武雅(ドランクドラゴン)、安達祐実と清水 崇監督が出席してクロストークを繰り広げた。


 本作は、昨年2月に公開され大ヒットを果たした映画『犬鳴村』の続編で、清水監督がメガホンを取る“恐怖の村”シリーズ第2弾。富士の樹海で、自殺未遂した人々が広大な森のどこかに暮らしているという都市伝説“樹海村”と、呪いの箱“コトリバコ”をモチーフに描かれる。山田が天沢 響、山口が響の姉・鳴を演じ、W主演している。また、2人の幼なじみに神尾、倉、工藤が扮し、大谷はYouTuberのアキナ、塚地が精神科医の野尻、安達が響と鳴の母・琴音役で出演している。

 霊が見える役を演じた山田だが、「撮影は昨年の夏頃。(コロナ禍の中で)自粛明けの初作品で、思い出深い作品です」と感無量の面持ちで挨拶。また、撮影時を振り返り、「撮影しているときは、部屋に戻っても”霊がいるんじゃないか?”と思い、急に振り返ってみたりして探していましたが、私には縁がなかったです(苦笑)」と告白した。


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 そんな山田に、清水監督は「肉眼で見えるものじゃないから。感性・感覚の問題だから」とツッコミを入れて会場の笑いを誘った。


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 山口は「清水監督の10年前の作品にエキストラとして出ていて、20歳になった今、主演として参加できて嬉しかった」とコメントした。山口は、2011年公開の清水監督の映画『ラビット・ホラー3D』にエキストラとして参加。


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 完成した作品には様々な幽霊が写り込んでいるという噂がある本作だが、本作を観た霊能者も、本編に霊が写っていると証言している。


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 神尾は「撮影中はそんな感じは全くなかったので、写っていると聞いて、ビックリ。でも、撮影後、家に帰って金縛りにあった」とリアルな心霊体験を告白して、会場を驚かせた。


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 工藤は「ホラーは苦手で、完成品を観る時3秒で席を立ちそうになりました。映画の最初に出る東映のマークがホラー使用だったので……」。

 安達も「台本を読んでるのに、何が起こるかわからないとドキドキして観ていました」とコメント。


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 塚地は「いくつか写っているらしいんですが、だいたいそれが、(神尾)楓珠くんのところらしい」とコメント。塚地自身は「汚れる役で、撮影後に一人で入った大浴場が広すぎて怖かった」と恐怖体験を披露した。


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 神尾は「僕のシーンをよく観てもらえたら、お化けが一緒に見えます」と自身が演じたキャラクターをよく観てほしいとアピール。

 霊能者から「霊感がある」と言われたことがあるという大谷も、「キャンペーンソングの動画を撮った時に、オーブが写ってしまった」とリアルな不思議体験を披露していた。

 最後に山田は「この映画を皆さんが観て、どんな感想、どんな感情が生まれるのか楽しみです」と作品を熱くアピール。山口は「感想を発信してもらって、皆さんでこの作品を広めていただけると嬉しいです!」と客席に向かって呼びかけた。

 撮影時には、静岡県裾野市のマスコットキャラクター・すそのんも樹海村仕様で登場した。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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