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『大コメ騒動』【富山】完成披露試写会

2020-11-16 更新

井上真央、室井 滋、立川志の輔、柴田理恵、内浦純一、本木克英監督

大コメ騒動daikomesodo 配給:エレファントハウス、ラビットハウス
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開
© 2021「大コメ騒動」製作委員会

 102年前に富山で起こった「米騒動」に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当てた“大痛快”エンタテインメント『大コメ騒動』。健保もない!年金もない!明日食べるお米もない!【超・格差社会】を変えた富山の女性たちの実話を描いた本作で主演を務めるのは、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した女優・井上真央。夏木マリ、鈴木砂羽などの豪華女優陣に加え、室井 滋、立川志の輔、左 時枝、柴田理恵、西村まさ彦、内浦純一など富山県出身キャストがずらりと勢揃い! 監督も富山出身、『超高速!参勤交代』の本木克英。「腹いっぱい食べさせたい!」「家族の命を守りたい!」井戸端から沸き上がった女性たちの声が、日本を大きく変えていく【笑いあり!涙あり!】のパワフルな物語。観ればきっと元気がでる、新年の幕開けにふさわしい作品となっている。

 この度、11月14日(土)に行われたのは、ご当地・富山での完成披露試写会。主演の井上真央をはじめ、室井 滋、立川志の輔、柴田理恵、内浦純一ら富山代表キャストと、本作を手がけた本木克英監督が登壇し、【日本初・世界初】の観客となる富山の方々へ舞台挨拶を行った。


 主人公・いとを演じた井上は「今日は私も富山県民として楽しみたいと思いますので、皆さんも最後まで“楽しまんまいけ!”」と富山弁で挨拶をすると、会場から盛大な拍手が贈られた。


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 続いておかかたちのリーダー、清(きよ)んさのおばばを演じた室井は「子どものころの社会科の教科書に載っていた米騒動、まさかデビューして39年目にあの米騒動(を題材とした作品で)で皆さんのお目にかかれるとは思っていませんでした」と感慨深い様子。富山日報の記者を演じた志の輔は「井上さんの富山弁の上手さを楽しんでください。絶対先祖たどっていったら富山の人だったと思うくらい素晴らしい富山弁でございます!」と井上の富山弁を大絶賛。さらには「“だら”っていう言葉が広辞苑に載るのも時間の問題!」とコメントし、会場を沸かせた。米屋の女将の妹を演じた柴田は富山弁混じりで「この映画を富山の人が待ちに待っとったはずだと思います。富山の魂と、パワーと、明るさと元気が詰まった映画です!」と力強くアピール。警察署長役の内浦は「皆さんに観ていただける、感無量です!」と満面の笑みで挨拶をした。そして、本木監督は「着想を得てからずっと考えていたわけではないけれども、本当にたくさんの方々の協力があってこの日を迎えました。“世界最初”の一般試写会です。どうぞ楽しんでください」と地元・富山での完成披露を喜び、井上も「富山の皆さんのご協力なしでは完成しなかったので、富山の皆さんに最初に観ていただけるのは嬉しいです」と感謝を述べた。


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 富山出身の室井は、富山の各所で撮影が行われたことを明かし、「“あれか、おらのところの裏の浜じゃないがけ?”とか、“あそこの銀行の跡ないやけ?”というところが随所に出てきます。観終わったら“きっとあそこやろ”と盛り上がる」と地元ならではの目線でコメント。さらには「私で室井家十代目。もしかしたら先祖が米騒動に参加していたかも。ここにこうやって立っているのもご先祖のお導き。これが最後の映画になる……ならないよう、頑張ります!」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。


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 「米騒動というシビアな事件を娯楽・エンタテインメントにできる人は本木監督しかいない」と監督へ絶大な信頼を寄せている志の輔は、映画化を後押しした人物の一人。監督に会うたびに映画化を嘆願していたようで、「決め台詞というか、人にものを頼むときにこの言葉で頼めば大概のことは実現するんじゃないか、この言葉で本木監督が首を縦に振って本気を出されたというのは間違いない」と前置きし、「その言葉は“あんたがやらんで誰がやるがいね”。この言葉で実りました映画です」と、監督を動かした“魔法の言葉”を明かした。すかさず本木監督も「志の輔さんに脚本を書いてとお願いしたけどすぐ断られました」と応戦するも、「それは“あんたがやらんで誰がやるがいね”って言わなかったから。それを言ってれば引き受けた」と志の輔にかわされ、キャストも会場も大爆笑!


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 教科書に載っていても詳しくは知らなかったと話す柴田は、「一人ひとりが辛く切ない想いを抱いて、その小さい声がどんどん大きくなって。女性としては爽快な話。現代にも通じるテーマで、この映画を観て元気が出る。米騒動が身近になった」と本作を鑑賞して感じたことを語った。ふるさとの富山で舞台挨拶することを母と約束していた内浦は「泣きそう。母ちゃんやったよ!」と熱い想いを露わにした。


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 映画の肝となる“米の積み出し阻止”シーンをはじめ、多くの富山県民のエキストラが参加した本作。富山での撮影が初めてだった井上は「えらいパワフルやったちゃ! すごくパワーをもらいました」と、会場に来ていたエキストラたちに笑顔を見せた。撮影で苦労した点を聞かれると、「富山弁はもちろん難しかったけど、米俵が重かった……」と明かし、「あの米俵を担いで浜辺を歩くのは、体力勝負。中腰で進むのが負担でした」と過酷な撮影シーンを語った。

 最後、井上は「富山から女性たちの声や勇気が広がっていったように、この作品も富山から明るさや元気を届けていけたらいいなと思っています。たくさん笑って、楽しんでいってください」と挨拶。続いて本木監督も「仕事柄、この映画を3回観たんですけど、3回とも感動した。皆さん世界初の試写なので、ラッキーです。米騒動と同じく、この作品も富山から全国へ広げていくために力を貸していただきたいと思います」と、これから“世界最初”の観客となる方々へメッセージを送った。イベントには花束ゲストとして森雅志富山市長も駆けつけた。


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 終始笑いに包まれた富山での完成披露。その1週間前の11月7日(土)には富山にてキックオフイベントが開催された。米騒動が102年前の出来事ということで、“富山の女性102 人”が集まる中、本木監督と内浦純一が登壇。本作の魅力についてのトークセッションやクイズが繰り広げられ、大いに盛り上がった。さらには劇中で実際にキャストが着ていた衣装や写真パネルの展示、米俵を担いで記念撮影できるコーナーもあり、多くの人が映画の世界を楽しんでいた。キックオフイベント、完成披露と富山での盛り上がりを見せている本作。12月には東京での完成披露も予定されており、米騒動同様、富山から全国への広がりを予感させるイベントとなった。


(オフィシャル素材提供)



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