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『人狼ゲーム デスゲームの運営人』
公開記念舞台挨拶

2020-11-16 更新

小越勇輝、中島 健、桃果、山之内すず、川上 亮監督

人狼ゲーム デスゲームの運営人jinro-game8 配給:AMGエンタテインメント
シネマート新宿・心斎橋にて公開中
© 2020「人狼ゲーム デスゲームの運営人」製作委員会

 映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』公開記念舞台挨拶が、都内にて開催され小越勇輝、中島 健、桃果、山之内すず、川上 亮監督が登壇して撮影を振り返った。


 本作は、原作小説とコミカライズが累計150万部を突破した人気作の実写映画化第8弾。『人狼ゲーム』シリーズ原作者の川上 亮が自らメガホンを取り、初監督を務めた。今作ではシリーズ初・人狼ゲームの運営側にフォーカスが当てられる。運営人・9人の参加者、運営側の裏切り者の思惑が交差する、予測不能のデスゲームとなっている。運営側の正宗(小越)が、ゲームの参加者で家庭教師時代の教え子である女子高生・夏目柚月(桃果)の窮地を救おうと頭脳戦を繰り広げる姿が描かれる。

 ミュージカル「テニスの王子様」や特撮ドラマ「仮面ライダーキバ」などに出演し、注目の小越は「公開したときは、まだ実感がわかなかったのですが、こうして今日、映画を観ていただく方を前にして、映画が公開されたんだな、と改めて思いました」と感無量な様子で挨拶。また、出演のオファーについて、「初めての男性主演ということで、プレッシャーもありました。始まる前に監督とお話をさせていただき背負うものは背負いつつ、周りの方々に支えていただきながら一緒に作っていった気持ちが大きかったです。みんなで同じ方向を向いてこの作品に向き合ったと思います」と出演を決めてからの経緯を語った。


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 今回初めて人狼ゲームの運営側にフォーカスを当てた本作で、小越は「今までシリーズ作品を観てきましたが、運営側の人物についてはどんな人たちか想像がつかなかったのですが、台本を読ませていただくとちゃんと人間だったので良かったです。監督から『観ている人が応援したくなるような正宗にしたいね』と言われ、正宗が柚月を“自分の命をかけてまで守る”というまっすぐな想いを大事に演じました」と撮影を振り返った。


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 監督初デビューとなった川上監督は「小越さんは今まで繊細な役が多かった。最初はすごく強さを出していたので、少し抑えてとお願いしました。細やかな演技、まつ毛の繊細な動きにも注目です」と見どころを語った。劇中、小越の表情に注目したい。


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 拉致され、参加を強要されたヒロイン・柚月役を務めた桃果は、「長年続いているシリーズのヒロインとして、責任を感じました。撮影前に監督の進行で、みんなで人狼ゲームをしました。そのゲームのおかげでコミュニケーションが取れて、撮影も楽しく出来ました」と笑顔を見せた。撮影前の「人狼ゲーム」が一致団結となったようだ。


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 柚月の親友役の山之内は「現場に入るまで絶対に誰とも友達になれない、と思っていたのですが、初日から皆さんが仲良しで、温かく接していただきました。温かい現場でした」と共演者に感謝した。


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 主演の小越は「現場で桃果さんと山之内さん、2人が喋っている姿を見ていると、マイナスイオンが出ていて、癒されました」と話していた。

 最後に小越が「みんな同じ思いで作った作品で、こうして公開出来たことを幸せに思います。今までの『人狼シリーズ』を観てくださった方たちも楽しめるし、今回は、ゲームの参加者だけでなく、運営側の人間的なストーリーも楽しめます」と客席に向かってアピールした。


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(取材・文・写真:福住佐知子)



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