インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』

『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』初日舞台挨拶

2020-10-25 更新

登壇者:岡山天音、森川 葵、本多 力、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、後藤庸介監督
スペシャルゲスト︓柳田周作(神はサイコロを振らない)

リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~little-subcul-wars 配給:イオンエンターテイメント
絶賛公開中!
© 2020 メ~テレ

 名古屋で生まれ、今や日本中に店舗を構える何でもアリの遊べる本屋「ヴィレッジヴァンガード」。その個性を出し過ぎな、誰かの“好き”で溢れかえった本屋を舞台に、自称「空っぽ」の杉下とその仲間たちが過ごしたハチャメチャで刺激的な青春の日々の物語を描いたドラマシリーズ「ヴィレヴァン︕」。そのカルト的人気は名古屋を中心としたサブカル戦士たちの熱いハートに火をつけ、まさかの映画化となる『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲~』がついに10月23日(金)より全国41劇場で公開となった。

 この度、映画の公開を記念し、初日舞台挨拶を実施し、主人公で自称「からっぽ」の大学生・杉下啓三を演じた岡山天音、杉下とともにヴィレヴァンで働く同僚の文学少女・小松リサ役の森川 葵、さらにサブカル魂全開の店員を演じた本多 力、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、そして本作のメガホンをとった後藤庸介監督が登壇した。今回新型コロナ感染症対策として、渋谷の中心、SHIBUYA109 8Fのハチスタより全国26劇場へ生中継された。


 初日を迎えた感想を聞かれると岡山は、「目の前にはいないけど、生中継ということで多くのお客さんに楽しんでもらえるのでは」と語り、森川は「スクリーンで美しく映っているか心配ですが、劇場はどんな感じなのかしら? こちらは楽しくやってます」と精一杯手を振り女優ならではの着眼点を見せつつ、ファンサービスをした。

 映画版ゲストの萩原聖人、安達祐実の話になると、本多は「(萩原は)迫力が凄かった。安達さんは、小さい頃から一方的に画面越しに見ていたので実在していたことに驚き、話しかけると汚してしまうのではと、ご挨拶するのが精一杯でした」と撮影を振り返った。柏木は、「『プロ野球スピリッツ A』というゲームで萩原さんとお互いお友達になりました。安達さんとは連絡先を交換して一緒にアイシャドウ買いました」と現場の関係性の良さを感じられるエピソードを語った。

 映画で大変だったことを聞かれると、サブカルがなくなった世界を舞台に岡山が演じた杉下以外は、洗脳されたシーンと、洗脳前のシーンの演じ分けというハードルがあったことに触れると、森川は「私、洗脳前と、洗脳後の“いらっしゃいませ”の言い方が一緒のシーンがあります。全く差別化できてない!」と自ら演技ミスを暴露。すると本多も「僕も洗脳中は瞬きしないつもりだったけどいっぱいしてる」と続けて暴露。最後には、監督から柏木に、「ちょっと笑ってるシーンあるよね?」とまさかの監督からの暴露。柏木は「でも、OK出したじゃないですか!」とごもっともなご意見。監督は「本多さんがおかしいから笑ってた」と責められると本多は、「天音くん助けて」と岡山に助けを求めると、「なんでも助けを求める(笑)」と森川からチクリ、という仲の良さが窺える爆笑クロストークが展開した。

 途中からスペシャルゲストとして、主題歌を担当した柳田周作氏(神はサイコロを振らない)が参加し、感想を聞かれると、エンドロールに自分の名前とバンド名と載っているのを見て、音楽を始めた頃からの夢が叶い感慨深かったです。一人ひとりのキャラクターが最高で、福岡のカラオケでバイトしていた頃を思い出しました。主題歌の起用理由を聞かれると、監督は「ラストには最高のバラードを流したかった。一見ふざけたコメディだけど、最高の店や仲間たちとの絆などラストはエモい作品なので、世界一優しい歌声を選びました」と絶賛すると、柳田は「ありがとうございます、恐縮です」と回答。すると、岡山も「ありがとうございます」と言うと、柳田から、そして今度は本多から、そしてまた柳田と「ありがとう」リレーが繰り広げられた。

 最後に本編の見どころでもある個性豊かなヴィレヴァン店員たちが“好き”を叫ぶ物語にちなみ、キャストの全員にはそれぞれ自分の【好きなもの】を全力で叫ぶという企画が行われた。本多は「本多劇場グループが好きだ︕」と演劇人らしいコメント。柏木は、「太陽とシスコムーンが好きだ!」と、世代が全然違うはずなのにさすが、アイドル!というコメント。柳田は「サウナが好きだ!」と最近は若い人たちの間でサウナが流行っているらしく、「週8でサウナに通っているので代謝がいい」、と汗だくになりながらコメントした。森川は「アニメが好きだ!」とコメントし、毎日必ず少しの時間でもアニメを見ないと1日が終わらない、と熱烈なアニメ愛を語った。最後に岡山は、「『ビューティフルライフ』が好きだ!」とまさかの、サブカル映画でどメジャーなドラマのタイトルを叫び、一周回ってその深さを感じさせるチョイス! 自粛期間中に一気見したらしく、やや涙ぐみながら愛を叫んだ。最後に岡山は、「バカバカしいことを大人たちが命がけで作りました。最初は笑って楽しめる、気付いたら自分の内側と向き合えると思います。誰かにとって生きることが、少し楽になるそんな作品になっていると思います。ぜひ思うままに楽しんでください」と本作同様、たっぷり笑わせて最後にはジーンとさせてくれる挨拶で舞台挨拶を締めくくった。



(オフィシャル素材提供)



関連記事

Page Top