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『ヤクザと家族 The Family』
台北金馬映画祭出品決定、初日・場面写真解禁!

2020-10-16 更新

ヤクザと家族 The Familyyakuzatokazoku
© 2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
配給:スターサンズ/KADOKAWA

 『MOTHER マザー』『新聞記者』など話題作を世に送り出すスターサンズと、日本アカデミー賞主要3冠に輝いた『新聞記者』のスタッフが再集結して新たに描く映画『ヤクザと家族 The Family』が2021年1月29日(金)に公開となる。

 本作は、変わりゆく時代の中で、様々な問題をはらんだ「ヤクザ」というテーマを、1999年、2005年、2019年、変わりゆく3つの時代の価値観で切り取ることで、男たちの生き様を描く本作。時間の流れの中で【家族・ファミリー】の存在が浮かび上がってくる壮大なクロニクル(年代記)でありつつ、俳優たちの熱演に心奪われる一級のスタイリッシュ・エンタテインメント作品となっている。

 少年期に柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本賢治役に今回初のヤクザ役となる綾野 剛。綾野演じる身寄りのない孤独な少年・山本に手を差し伸べ、“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲 博を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろしが演じる。


台北金馬映画祭「WINDOWS ON ASIA」部門への出品が決定!

 この度、台湾の首都・台北市で現地時間11月5日(木)~22日(日)に開催される、“台湾版アカデミー賞”と呼ばれる、第57回台北金馬映画祭において、アジアの才能ある監督の作品を上映する「WINDOWS ONASIA」部門への出品が決定、ワールドプレミア上映を行う運びとなった。

 『ブロークバック・マウンテン』(05)、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)で二度のアカデミー賞®監督賞に輝いた名匠アン・リーが2018年よりチェアマンを務める本映画祭は、「世界中の映画を通して芸術と文化の相互理解を深める」のテーマのもと実施され、その歴史は、1962年に台湾映画の普及を目的に発足した金馬奨に遡る。上映はアジアの作品に限らず、世界各国のフィルムメーカーも招かれており、過去にはフランソワ・オゾン、ダルデンヌ兄弟、レオス・カラックス、テオ・アンゲロプロス、ジュリエット・ビノシェ、イザベル・ユペールらがゲスト参加、日本からはこれまでに大島 渚監督、森田芳光監督、黒沢 清監督、岩井俊二監督、是枝裕和監督などの作品が上映されている。毎年数多くの日本映画が上映されているこの映画祭で、昨年は「FILMMAKER INFOCUS」部門で周防正行監督の特集上映も組まれた。今回新型コロナウイルス感染防止のため、キャスト・スタッフの現地入りは叶わないが、台湾の熱心な日本映画ファンの反応も気になるところだ。


【藤井道人監督 コメント】

 歴史ある台北金馬映画祭でいち早く『ヤクザと家族 The Family』を上映できること、本当に光栄に思っています。
 家族のかたちが希薄なっている今だからこそ、届けたい作品になっています。
 僕のルーツの一つでもある台湾の皆さまの心に、本作がどう映るのか今からとても楽しみです。


公開日は2021年1月29日(金)に決定! 場面写真も解禁

 加えて、日本国内での公開日が、来年1月29日(金)に決定、合わせて本作の場面写真も解禁された。綾野演じる山本と、舘演じる、山本を我が子のように気に掛ける柴咲組組長・柴咲のお互いを見つめる眼差しから、血は繋がらずとも、家族の絆の強さがひしひしと伝わってくるメイン写真に加え、1999年、2005年、2019年の3つの時代に生きた山本と、彼を取り巻く人々との家族としての情景が伝わる場面写真も解禁となった。


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 豪華キャストと日本アカデミー賞主要部門3冠に輝いた『新聞記者』の監督、スタッフが“ヤクザの今”をスタイリッシュに描き出した心揺さぶる本作に期待が高まる。


(オフィシャル素材提供)



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