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トップページ > 作品紹介 デッド・ドント・ダイ

2020-05-30 更新

原題:THE DEAD DON'T DIE
デッド・ドント・ダイthe-dead-dont-die
© 2019 Image Eleven Productions, Inc. All Rights Reserved.

イントロダクション

 カンヌ国際映画祭は世界中の名匠や鬼才の最新作が一堂に会する華やかなビッグイベントだが、2019年/第72回の幕開けは、墓場から蘇った死者たちが我が物顔でスクリーンを跋扈するという異例のサプライズで騒然となった。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』でカメラドール、『ミステリー・トレイン』で芸術貢献賞、『ブロークン・フラワーズ』でグランプリを受賞したカンヌの常連であり、米インディペンデント映画の巨匠たるジム・ジャームッシュが出品したオープニング作品は、何と“まさか”のゾンビ映画だったのだ!

 ホラー映画の枠を突き破り、ゲーム、コミックなどあらゆるポップカルチャーで扱われてきたゾンビは、今や社会学や哲学といった学問のテーマにもなっており、その増殖の勢いはとどまるところを知らない。かつて『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』でヴァンパイア映画への偏愛を示したジャームッシュは、気心の知れた熟練スタッフと豪華キャストのファミリーを招集し、本格的なゾンビ映画の創造に挑戦。その“超”がつく話題作『デッド・ドント・ダイ』は、奇想天外なまでにユーモラスな生ける屍たちがうようよと現れ、血しぶきならぬ人間のおかしみがあふれ出す一作となった。

 日本でも大ヒットした『パターソン』でジャームッシュ組に加わったアダム・ドライバーが、「頭を殺れ!(KILL THE HEAD!)」を合言葉に、ライトセーバーならぬナタでばったばったと群がるゾンビを斬り捨てる驚愕シーンも炸裂。まさしく誰も観たことのない、愛すべきオンリーワンのゾンビ・コメディ・ムービーが完成した。


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ストーリー

 アメリカの田舎町センターヴィルに、何やら恐ろしくゾッとする影が……。

 3人だけの警察署で働くロバートソン署長(ビル・マーレイ)とピーターソン巡査(アダム・ドライバー)は、ダイナーでの変死事件を皮切りに、思わぬ事態に巻き込まれていく。次々と墓場から蘇えり、町に溢れる死者たち。どうやら生前の活動に引き寄せられているようだ。

 日本刀を携えて救世主のごとく現れた葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)も加わり、時間を追うごとに増殖していくゾンビたちに立ち向かう。彼らを待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か……!?


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(2019年、スウェーデン=アメリカ、上映時間:104分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、 トム・ウェイツほか

配給
ロングライド
6/5(金) 全国公開

■ オフィシャル・サイトlongride.jp/the-dead-dont-die/ (外部サイト)



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