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『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』マスコミ会見

2020-02-28 更新

井上祐貴(工藤ヒロユキ役)、諒太郎（宗谷ホマレ役）、吉永アユリ（旭川ピリカ役）、七瀬 公（霧崎役）、市野龍一監督
サプライズゲスト：根岸拓哉（礼堂ヒカル役）

• 作品紹介

　『劇場版ウルトラマンタイガ　ニュージェネクライマックス』の都内で行われたマスコミ会見に井上祐貴（工藤ヒロユキ役）、諒太郎（宗谷ホマレ役）、吉永アユリ（旭川ピリカ役）、七瀬公（霧崎役）、本作のメガホンをとった市野龍一監督が出席してクロストークを繰り広げた。新型コロナウイルス感染症の影響から無観客でのイベント開催となり、キャスト陣と監督は出席できなかった多くのファンのためにメッセージを送った。

　本作は、2013年放送の「ウルトラマンギンガ」から７年間にわたって続いている“ニュージェネレーションヒーローズ”が全員集結して活躍する壮大なストーリー。闇に堕ちたタイガの父・ウルトラマンタロウとタイガ、親子が戦う場面も登場する。タロウの闇堕ちに地球の危機という最大のピンチに、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブルたちニュージェネレーションヒーローズがタイガのところに集結。７体のウルトラマンとタイガVSタロウの戦いが繰り広げられる。

　無観客イベントとなり、主人公・工藤ヒロユキを演じた井上は「今日は『皆さんありがとうございます』って本当は言いたかった」と残念そうな表情をみせたが「ニュージェネレーションヒーローズとしてやってきた中で、それぞれのファンが『ああっ！』って思うシーンがたくさんあります。全部が見どころになっています」と作品をアピール。また、劇中、“ウルトラマンレイガ”に変身した井上は、「嬉しい気持ちと同時にすごく緊張もしました。でも、撮影の日が近づくにつれて、『かっこよくやってやるぞ！』という気持ちが湧いてきました」と笑顔で撮影を振り返った。

　宗谷ホマレ役を演じた諒太郎は「ファンの皆さんに会えなくて、残念ですが、また会える機会があると思う」と気持ちを切り替えて作品をアピールした。

　旭川ピリカ役の吉永アユリも「３月６日に劇場版『ウルトラマンタイガ』が公開されます。きょうはマスコミの皆さんにファンの皆さんに届けていただいて、楽しみになるようなお話ができたらなと思います」とコメントした。

　七瀬は無観客イベントとなったことに「残念ですが、この状況をがっかりせず、みんなに楽しんでいただけるよう頑張ります。中止にならないだけでも良かったです。ここに立てたことが嬉しい」と話す。七瀬は悪のウルトラマンのウルトラマントレギアの人間態を演じた。

　市野監督も「不安を持ったまま映画を観ると気持ちよく楽しめないと思います。公開後にそういうのがない状態で後日改めて楽しんでもらえたら……」とファンに向けてメッセージを送った。

　終盤、この日来られなかったファンを代表して「ウルトラマンギンガ」礼堂ヒカル役の根岸拓哉がサプライズで登場。根岸は「７年前自分たちがやっている時はこんなにもヒーローが集まるとは思わなかった。ニュージェネレーションの集大成の映画にみんなと一緒に参加できて、変身できて、嬉しく思います」と感無量な様子で作品に向けてエールを送った。

　フォトセッションでは全ニュージェネレーションヒーローズ（ウルトラマンギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、グリージョ、タイガ、タイタス、フーマ）の力が工藤ヒロユキとともに一つになり誕生する新たなウルトラマンの“ウルトラマンレイガ”も登場し、ニュージェネレーションヒーローズが勢ぞろいした。また、井上はニュージェネレーションヒーローズの11のウルトラマンが合身する“神秘の巨人”ウルトラマンレイガの変身シーンを初めて生披露して魅せた。

（取材･文・写真：福住佐知子)

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