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『good people』舞台挨拶

2019-12-21 更新

ジェイ・ウェスト、ダンテ・カーヴァー、芦名 星

風の電話goodpeople 配給:NexTone /ティ・ジョイ

© 2019 good people production All Right Reserved.

 2014年に日本映画として初めて「HOLLYWOOD FILM FESTIVAL」にて上映され話題となった『pancakes』が、5年の月日を経て『good people』というタイトルに生まれ変わり12月7日(土)より新宿バルト9他にて公開がスタートし、12月19日(木)には御礼舞台挨拶が実施され、ジェイ・ウェスト、ダンテ・カーヴァー、芦名 星が登壇した。

 本作は、シェフになる夢を諦め無力になっているビリー、自分に自信がないという恐怖心から夢を諦めたミキ。そして、理想の彼女を追い求める矛盾だらけの男・ケイレブという国も性別も違う3人が、現代の東京を舞台に、無力感に包まれながらももがき続ける若者たちのアンビバレントな感情を代弁した作品となっている。


 完成披露にいなかった芦名は、ダンテ・カーヴァーとは英語を教えてもらったりと何度か会っていたようだが、ジェイ・ウェストとは5年ぶりくらいの再会ということで、当時のことを思い出しながら和やかな雰囲気で進められた。

 撮影中のエピソードを聞かれるとジェイは、「プライベートが映画と重なってしまって、当時の彼女が海外に行ってしまう日に、ちょうど本編も同じようなシーンの撮影だったので、あのシーンの僕は本物です」と笑いを誘った。ダンテは「パンケーキを食べるシーンで、本当は食べたふりをしながら進めるんだけど、もったいなくてものすごくたくさんのパンケーキを食べた」と可愛らしいエピソードを披露。芦名は「ダンテさんがすごく真面目で、日本語のイントネーションをすごく心配されてて、(現場では)日本語の先生をしてました。ダンテさんは私の英語の先生でした(笑)」と撮影現場の雰囲気の良さを報告した。

 完成した本編を観た芦名は「一人ひとりの心に訴えかける映画だと思いました。(ジェイとダンテは)二人ともちょっと滑稽で可愛くて、でも痛みを知ってて。今宿さんは撮影では会えなかったんですが、セリフで“ちょームカつく”って言うシーンがあって、そう言える女性って素敵だなと思いました。全てのキャラクターに共感できるポイントがあって、感覚的にいろんなことを訴えかけてくる映画だと思います」と作品をアピールした。



(オフィシャル素材提供)



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