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安楽 涼監督、衝動のデビュー作
『1人のダンス』拡大上映決定!

2019-08-08 更新

1人のダンスhitorino-dance
© 2019すねかじりSTUDIO
制作:すねかじりSTUDIO

 映画『1人のダンス』(安楽 涼監督)が池袋シネマ・ロサ公開での好評を経て、アップリンク渋谷、元町映画館、シネマスコーレでの拡大上映が決定した。

 MOOSIC LAB 2018短編部門にて男優賞を獲得した、監督・主演である安楽 涼が短編映画をはみ出し58分の長編映画として渾身の力をぶつけ完成させた。


“実生活では叶えることが出来なかったラスト”

 監督・主演の安楽 涼と、本作の音楽も手掛けたOOPARTZ リュウイチは実の親友である。作ることの出来なかったMV。怒りを抑えられず、本人出演でこそ、この映画は作らなければならなかった。実際に起きてしまった喧嘩を衝動的に映画化した本作。リアルもフィクションも飛び越え、本物の感情と叫びが飛び交う、今しか撮れない青春映画がここに誕生した。


hitorino-dance

 今回、音楽でタッグを組んだのは、日本テレビ24時間TV内「ダンス甲子園」2連覇等、ダンサーとしてワールドクラスで名を馳せるRYUICHIと、RADIO FISHの大ヒット曲「PERFECT HUMAN」の作曲を手掛けたJUVENILEからなるOOPARTZ。今作のために最高の1曲「1人のダンス」を書き下ろした。

 キャストには、『ヴァージン「くちばっか」』(今泉力哉監督)など映画や舞台で活躍する佐藤 睦。主演作『私とわたし』(佃 尚能監督)でカンヌ映画祭に参加した大須みづほ。『かぞくへ』(春本雄二郎監督)をはじめ話題作に多数出演している森本のぶなど多彩なキャストが出演した。


◆ 監督・主演:安楽 涼 コメント

 

 本作の音楽も手がけたOOPARTZのリュウイチと、監督で主演の僕は実の親友です。
 作ることの出来なかったMV。怒りを抑えられず、本人出演でこの映画を作りました。僕の衝動や思いが映画になるのか、この怒りを他の出来事に例えて映画にしたほうが良いんじゃないか、と考えはしたのですが、僕は僕の映画を作るしかなかったです。ぜひ、観に来てください。


◆ 公開日程

 アップリンク渋谷 8/10(土)~8/16(金) レイトショー
  ※初日にはOOPARTZによるライブ、他日程も舞台挨拶を実施予定
 元町映画館 8/31(土)~9/6(金) レイトショー
 シネマスコーレ 秋頃決定


◆ 著名人コメント

 木村 昴(声優)
 この映画は情けないほどリアルで、馬鹿らしくなるほどピュアだ。今燻ってる奴ら全員にこの映画が届けと願うばかりだ。心の友とは、この2人のことを言うんだと思う。

 関矢茂信(ながおか映画祭実行委員長)
 何とも言い表せない感動で映画を見た後叫びました。

 杉田協士(映画監督)
 主人公の安楽は、その名前とずっとたたかってるみたいだった。安心して楽しくなんて生きてたまるか。だから誰とも横並びで座ったりなんかしない。いつも対面で、さらにカメラなんて構えたりして、向かって向かって向かっていった先に見える景色がある。そこにいないはずの私たちも、その一瞬に立ち会える映画のよろこび。近いうち、どこかの土手には親友と横並びで座る安楽の姿があるはず。いつか恋人とも座れますように。そしてダンスに誘えますように。

 しじみ(女優)
 恥ずかしくていじらしいラブレター。大事なのは想いの強さで、それでも叶わないとか、人生やり直したいと思ったなら、映画を作ればいい。映画が現実を塗り替えていくという、映画の可能性に涙しました。ひとりの執念と衝動と焦燥感が成仏する瞬間を見た!

 新納慎也(俳優)
 リアルな会話と静寂の中、溢れる感情に心を動かされる。男同士の友情は不器用だけど、男ってそういう生き物だから。俳優、ミュージシャン、映画監督、芸術家など表現を仕事にする者の内側に潜む闇と苦悩を繊細に大胆に露わにした作品。苦しく、辛く、哀しく、そして温かい。僕にはとても染みました。そして、その闇が少し晴れた気分です。安楽くんのようにすべて曝け出して叫びまくって暴れまくれたらどんなに楽だろうって思う。すべての夢追人に届いてほしい。

 吉田浩太(映画監督)
 僕は30歳の時に大病に罹って以来、自分は弱者である感覚を忘れないようにしている。当時得た、病気になってしまい誰からも相手にされない虚無な日々の体験が今の自分の大きな礎になっている。『1人のダンス』は弱者でしか見えないどうしようもない苦しさに足掻きながら、そこに見える小さな真実をなんとか映し出そうとしている。ラストカット、その小さな真実が映し出される瞬間に、

 松本純弥(映画監督)
 まさに「衝動」という言葉がふさわしい作品! 実名で現れてひたすらに自分を苛め抜く安楽監督に、つい自分を重ね合わせた。作品を越えて見届けよう、彼がどこまで踊り続けるのか。

 金井純一(映画監督)
 この作品を観始めて、安楽くんは自分の衝動をなんとかこの作品に封じ込めようとしていて、そうだ、それが映画だ、と思って応援していたら、ラストシーンで爆発してました。やりやがったな!って心が踊りました。『1人のダンス』が、大勢の観客の心を踊らせてほしい、そう思いました。



(オフィシャル素材提供)



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