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作品紹介

トップページ > 作品紹介 アゲイン 28年目の甲子園

2014-11-16 更新


アゲイン 28年目の甲子園again
© 重松清/集英社
© 2015「アゲイン」製作委員会

イントロダクション

 元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会<マスターズ甲子園>を舞台に描かれた映画『アゲイン 28年目の甲子園』が完成した。

 原作は、ドラマ「とんび」(TBS/13)で日本中を感動の渦に包んだ、直木賞作家であり2005年よりマスターズ甲子園の応援団長もつとめている重松 清の最新作「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)。再び夢を追う不器用な父親たちの物語だ。

 主題歌は、マスターズ甲子園大会テーマソングを提供している浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」。書き下ろしとしては初になる映画主題歌が、物語のその先へと優しく導いてくれる。音楽は、プロデューサー、作曲家、演奏家として活躍する梁邦彦が担当している。

 監督・脚本は『風が強く吹いている』(09)で日本映画批評家大賞新人監督賞・作品賞を受賞した大森寿美男。その確かな演出力で、力強くも彩りのある表情豊かな人間ドラマをスクリーンへと映し出す。

again 46歳の元高校球児・坂町晴彦役には、「最後から二番目の恋」シリーズ(CX/12、14)での好演が記憶に新しい中井貴一。亡き父の思いを辿る娘の美枝役には、ドラマ「BORDER」(EX/14)でヒロインを演じた波瑠(はる)が抜擢された。そして元ピッチャー・高橋役に柳葉敏郎、元野球部のマネージャー・裕子役に和久井映見と実力派の共演が実現。「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS/14)で脚光を浴びた工藤阿須加や、『愛の渦』(14)の門脇 麦など注目の若手俳優もさらに魅力を添えている。

 撮影は2013年11月23日にクランクイン。クライマックスの野球シーンは12月21日、22日、実際に甲子園球場を使用して行われた。

 遠い過去の苦い青春の悔いを乗り越えていく映画『アゲイン 28年目の甲子園』。人生に新たな一歩を踏み出す勇気をくれる、そんな傑作が日本映画界に誕生した。

ストーリー

 かつて熱血高校球児だった坂町だが、今や仕事にも張りはなく、野球とも無縁の生活を送っていた。

 そんな坂町のもとに、ある日突然、元チームメイトの娘・美枝が訪ねてくる。<マスターズ甲子園>のスタッフとして働く美枝から大会への参加を持ちかけられるが、「今さら」と断る坂町。

 28年前の高校3年生の夏に起こった事件により甲子園への夢を断たれた坂町は、自らの思いにフタをしたつもりでいた。

 元エースの高橋もまた同じ気持ちだった。高橋は、甲子園に出てさえいればプロになっていたかも知れない、と自分の冴えない現状をあの夏のせいにしていた――。


(2015年、日本、上映時間:120分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:大森寿美男
原作:重松 清「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)より
主題歌:浜田省吾「夢のつづき」(SMEレコーズ)
出演:中井貴一、波瑠、和久井映見、柳葉敏郎、門脇 麦、太賀、工藤阿須加、村木 仁、堀内敬子 西岡徳馬("徳"は旧字)ほか

配給
東映
2015年1月17日(土) 全国ロードショー

オフィシャルサイト
http://www.again-movie.jp/

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