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トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『小野寺の弟・小野寺の姉』完成披露特別上映会

『小野寺の弟・小野寺の姉』完成披露特別上映会

2014-08-16 更新

向井 理、片桐はいり、山本美月、及川光博、西田征史監督

小野寺の弟・小野寺の姉akira2

配給:ショウゲート
10月25日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー!
© 2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会

 脚本家・西田征史の待望の初監督作品『小野寺の弟・小野寺の姉』の完成披露特別上映会が開催され、主人公・小野寺姉弟を演じる向井 理、片桐はいり、そして小野寺姉弟の恋と人生を動き出させるキーパーソンの二人・山本美月、及川光博、さらに本作が初監督となる西田征史監督が登壇した。

 この日は、劇中の小野寺家・姉&弟を再現するかのように、片桐はいつものより子のワンピース姿で、一方向井は、進のトレードマークであるメガネをかけて登場。映画のキャラクターがスクリーンから出て来たかのような演出に会場は大変盛り上がった。


まずはご挨拶をお願いいたします。

向井 理: 『小野寺の弟・小野寺の姉』は何かありそうで何もなさそうで、でも何もなさそうで何か起こりうる、そんな映画です。撮影中は日々不思議な感覚で、あっという間でした。こうして今日皆さんに初お披露目が出来てついにこの日がきたんだなと感無量です。西田監督とは7年前に仕事をご一緒して、今回映画監督デビューという初仕事に声をかけてもらえてとても嬉しく、共有できて幸せです。

片桐はいり: 西田監督と向井さんにお逢いしたのが6年くらい前で、その頃から「こんなことが出来たら良いね」と話していました。5年というハリウッド映画にも負けないくらいの準備期間を経て、今日ついにこの場所に立てることが、世界の頂点に登りつめたような気持ちでいっぱいです(笑)。さまざまな気持ちのすれ違いや思いやりみたいな色んな「気持ちのサスペンス」を楽しんでいただけたら嬉しいです。(「サスペンスじゃないよ!」と全員のつっこみで会場大爆笑)この映画には本当に「良い人」たちがたくさん出てきて、またこんなにクセのある方たちと共演させていただいて、本当に楽しかったです。どうぞ小野寺家にあがってくつろいでいってください、というような映画になっています。最後までどうぞくつろいで帰ってくださいね。

onoderake山本美月: 普段着ることが少ないふわっとした服を着るような、ゆるふわな役をもらえて嬉しかったです。片桐さんと向井さんは本当にコミカルで、二人に支えてもらいながら現場も本当に楽しかったです。そんな雰囲気の作品が出来ました。絵本のような可愛らしい世界観を、リラックスして楽しんでもらえたら嬉しいです。

及川光博: この作品に参加できて本当に良かったと思います。片桐さんと向井さんは普段からちょっかいを出し合っていて、「一生やってろ!」と嫉妬するくらい本当に姉弟のように仲が良いんです。そしてそれがスクリーンにも現れていると思います。そして、今ノリにノっている西田監督の波に一緒に乗りたいです! 「ささやかな日常を描きつつも、心の中はアドベンチャー」そんな本作をたくさんの人が観て、この秋、日本中に「小野寺見た?」という会話が駆け巡るのではないかなと思います。

西田征史監督: こんなに濃くて、そして自分が本当に大好きな役者さんたちに出演いただき、そして自分が描きたいものをこの作品に込めました。今日は皆さんに観ていただく初めての機会でドキドキしていますが最後まで観てもらえたら幸せです。


片桐さん、向井さん、お互いの印象をお聞かせください。

向井 理: 5年前に、西田監督から「姉弟の話を書きたい」とお話をいただいて、「意外な組み合わせだな~(笑)」と思っていました。

片桐はいり: 以前、向井さんに「恋愛感情を抱いている」という役で共演していたから、恋愛感情から姉の気持ちに切り替えていくのが大変でした。やっぱり5年の期間は必要でしたよ(笑)。

onoderake向井 理: 去年、「小野寺の弟・小野寺の姉」ではいりさんとは舞台をやっていたので、すでに作り上げていたものはありました。はいりさんと共演させていただいた長年の関係の蓄積や、普段通りの僕らの関係がスクリーンで出せたら面白いんじゃないかな、と。

片桐はいり: 普段、向井さんはたくさんの女優さんと共演していると思いますが、普段とは違う向井 理さんを見せられたらと思いながら演じました。本当に素敵な弟になったんですよ! “1億人の弟”ですよ!!

向井 理: はいりさんは尊敬する先輩の俳優であり、冗談抜きで日本一のコメディエンヌだと思っています。この作品だけでなく、他の作品でもこんなに色々にじみ出てくる女優さんというのは、いるだけで本当に面白いと思います。コメディエンヌとして全てを備えていると思います。舞台でははいりさんの背中を見て勉強もさせてもらい、今回は映画ではいりさんに恩返しできたのでは、と思っています。

片桐はいり: 私は実際に弟がいるのですが、向井さんは本当に理想の弟です。普段も、向井さんは弟として姉をうまく転がしてくれるんです。普段逢わなくても、今向井さんは何しているのかな、とか、ちゃんと寝られたかな、とか考えてしまいます。


撮影中のエピソードをお聞かせください。

山本美月: 西田監督が、私と向井さんの間に入って、仲をとりもってくれていました。

西田征史監督: 劇中で二人がまだ親密にならないシーンを、現場でまだ二人がしゃべらないうちに撮りました。映画の仲で二人が段々仲良くなってくるころから、山本さんと向井さんの会話の間に立ったんですよ!

向井 理: 僕は、「なんでこの人こんなに入ってくるんだろう……」と思っていました(笑)。

西田征史監督: そうなの!? ごめん!!

及川光博: 以前、はいりさんとは『キューティーハニー』という映画の悪の化身の役で共演してたんですよ! 今回ははいりさんとデートできて楽しかったです!


それぞれ個性的なキャラクターたちですが、実際に姉弟にするとしたら誰がいいですか?

onoderake及川光博: やっぱり弟にしたいNo.1向井くんです! とにかく呑んで語らいたいです。

向井 理: 僕は実際に兄がいるので、小さい頃は姉がほしいなと思っていました。はいりさんとこんなに長い間姉弟をやっていると、本当にお姉ちゃんとして見てしまうところがあります。劇中ではご飯を一緒に食べるシーンがたくさんあって、その間無言でも全然苦しくないし、それでいてゴハンは作ってくれるし、そんな姉ちゃん良いな、と。実際に撮影の待ち時間もしゃべったりしゃべらなかったり、はいりさんとはすごく気楽でした。

片桐はいり: 弟は十分堪能したので、今度は「兄」として向井さんを持って帰りたいです。向井さんは本当に便利で(笑)。何でも出来るし、落ち着いてるし、お芝居でもうまく転がされるんですけど、それだったら今度は弟じゃなくてお兄ちゃんとして私を甘えさせてほしいですね。

山本美月: 私は、面倒見の良さでやっぱりより子さんかなと思います。やさしさが素敵です。

西田征史監督: 僕もより子さんが良いですね。


西田監督から最後に一言お願いいたします。

西田征史監督: 25歳くらいから舞台の作演出をして、ずっとオリジナルにこだわってつくってきて、経験を積みこうしてやっと自分のオリジナルで発表できるようになりました。これまでは『怪物くん』や『妖怪人間ベム』、アニメ『TIGER & BUNNY』など「地球を救う」という大きなスケールのお話ばかりだったので、今回は、大好きで豪華なキャストで地味な家の中の映画を撮りました。気に入ってもらえたら、お友達、家族、知らない人にも宣伝してください。よろしくお願いします。


(オフィシャル素材提供)



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