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2014-08-26 更新
『ヘウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』2作が現在公開中。連日満席、立ち見が出るほど、日本でも人気急上昇中のホン・サンス監督。その監督の最新作であり、27日より開催される第71回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門への正式出品が決定している加瀬 亮主演『自由が丘で』。9月2日(現地時間)の公式上映に、加瀬 亮の参加が決定した。
加瀬 亮にとって、『アンテナ』(04/熊切和嘉監督)、『スカイ・クロラ』(08/押井 守監督)以来、3度目のヴェネチア国際映画祭への参加となる。なお、世界三大映画祭の常連であるホン・サンス監督のヴェネチア国際映画祭への出品は『教授とわたし、そして映画』(10)以来2度目。(参考:『自由が丘で』は16作目。過去作のカンヌ国際映画祭出品8作、ベルリン国際映画祭3作)
かねてからホン・サンス監督のファンを公言していた加瀬 亮は、一昨年の監督来日時の対談をきっかけに監督と意気投合。本作の主演を掴み取った。クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、ガス・ヴァン・サント、アッバス・キアロスタミと、世界の名だたる映画監督と仕事をしてきた国際派俳優・加瀬 亮だが、ホン・サンス監督について「監督の現場以上に幸せだったと思ったことはない」と雑誌に語る惚れ込みよう。
この度、主演作を引っさげて、憧れのホン・サンス監督と共に国際映画祭の場に立つことになった。
日本からは、同日に塚本晋也監督『野火』がコンペティション部門にて上映され、監督とリリー・フランキーがヴェネチア入り。ほか、高橋 治監督『彼女だけが知っている』(1960年)がクラシック部門、世界の監督9人のよるオムニバス「Words with Gods(原題)」に中田秀夫監督が参加。日本の映画人たちがヴェネチアを盛り上げることが期待される。
◆ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門とは
いわば第二のコンペ的な部門。ジャンルや長さにはこだわらず、革新的で独創的な映画が選出される。対象賞は、最優秀作品賞、監督賞、審査員特別賞、革新的貢献特別賞の4賞。最近の日本からの出品作品は、『IZO』(04、三池崇史監督)、『こおろぎ』(06、青山真治監督)、『立喰師列伝』(06、押井守監督)、『サッド・ヴァケイション』(07、青山真治監督)、『冷たい熱帯魚』(10、園 子温監督)、『KOTOKO』(11、塚本晋也監督)、『地獄でなぜ悪い』(13、園 子温監督)など。西島秀俊主演『CUT』(12、アミール・ナデリ監督)も出品されている。
映画『自由が丘で』
■監督・脚本:ホン・サンス
■出演:加瀬 亮、ムン・ソリ、ソ・ヨンファ、キム・ウィソンほか
■配給:ビターズ・エンド
2014年12月シネマート新宿ほかにて公開
© 2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
■オフィシャルサイト
http://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/
(オフィシャル素材提供)
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