2022-01-24 更新
永瀬 廉(King & Prince)、池田エライザ、柄本 佑、二宮 健監督
10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、著書累計部数は59万部を超える新鋭作家Fによるベストセラーの映画化『真夜中乙女戦争』が1月21日(金)より大ヒット上映中。この度、公開を祝して主演の永瀬 廉(King & Prince)、池田エライザ、柄本 佑、二宮 健監督ら豪華キャスト・スタッフが登壇する公開記念舞台挨拶イベントが実施された。イベントでは、いよいよ公開となった気持ちや撮影現場でのこだわりなどをたっぷりと語ると共に、劇中の“東京破壊計画”にちなんでキャストらが今年実行したい○○計画と称して“今年の抱負”を披露。さらにはタイトルにちなみ自身の“乙女な”一面も暴露し、大いに盛り上がった。
ついに公開を迎え、全国の劇場121館にも同時中継された舞台挨拶に登壇した永瀬は「久しぶりにこんなワクワクした気持ちになりました。いろんな苦労があり、無事にこうして公開を迎えられて嬉しい。この景色、最高です」と満員の会場に感慨深げにコメント。池田は「今、この世の中で語り合うこと、お互いの意見を交換し合うこと、観た後のアクションが大事になっていると思います。きっとこの作品を観て、たくさん考えてくださると思うと嬉しいですし、とても有意義で胸がいっぱいになります」と笑顔を見せ、柄本は「こうして皆さんが観てくださることは幸せです」と一言。そして、監督は「撮影も延期になって、今日こうして初日を迎えられたことが尊いです。観た方々の顔を見ると嬉しくなります。ありがとうございます」と感謝を述べた。
主人公の“私”は“先輩”や“黒服”との出会いを通じて魅了されていくストーリーに沿って、撮影を通じて魅了されたことについて尋ねられると、永瀬は「最初の“私”と“黒服”のシーンで、“黒服”の不気味さや“私”の心情が浮き彫りになる。監督からこのシーンではものすごく興奮して欲しいと言われていていたので、とても興奮していました」と明かし、「池田さん、柄本さん、監督も皆さんお話ししやすくて、アットホームな現場でした。毎日楽しかったです」と撮影を振り返る。池田は「それぞれ魅力があるのですが、猫ちゃんがすごいなと思っていました。神懸かった芝居をしているんです。猫ちゃんは演出できないので、すごいなと思いました」と猫の“ビーツ”に称賛を送った。柄本は「“私”の死んだ魚の目が揺らぐ場面です」と明かし、「撮影中、永瀬さんが俺に催眠術できますもんねっていきなり振ってきて。かなり雑な無茶ぶりでした(笑)」と意外な事実が明らかに。永瀬は「優しいので、つい甘えちゃうんです。催眠術はできてなかったですが(笑)」と現場同様の和やかなやり取りも垣間見えた。監督は「こうして3人がキャッキャしているのが、撮影中うらやましかった……。僕はいっぱいいっぱいで、一緒にできなくて寂しかったです(笑)」と本音を明かした。
それぞれの撮影秘話へと話は移り、永瀬演じる“私”が“黒服”アジトでの格闘するシーンの話題に。「実は、使われたシーンの3倍は殴られています。あのシーンは殴る役の方との呼吸の合わせ方が難しくて、いつもと違う緊張感がありました」と永瀬。池田は歌唱シーンが挙がり、「本当はクラブで踊るシーンだったのですが、“先輩”のセンチメンタルな部分が見える場面だったので、心情とリンクした歌を唄う形になったのかなと思います。“先輩”の“私”に対して言えなかったことを伝えている大切なシーンになっています」と裏設定を明かした。柄本は「撮影前に監督といろいろ話していたのですが、“黒服”が踊る提案を僕からしていたらしく、覚えていなかったのですが。実際、演じてみたら、こうやって踊るのかと腑に落ちました」とキャストと監督が話し合い、演出も練られていたことが伺えた。
さらには映画のタイトルにちなみ、自身の“乙女な”一面も暴露し、永瀬は「柄本さんとのシーンは乙女でした。あの時の僕はとても乙女でした……」と明かすと、「あのシーンは“黒服”が口説いていたからね」と柄本。そして永瀬は「あとはリップ塗ること」と自身乙女な部分を挙げ、池田は「格闘系のゲームだと女子キャラ選びます」と意外な一面が明らかに。柄本は「ゲームで遊ぶときに主人公を選べると女性を選択しちゃいます。あとは服を買いに行く時、カッコイイでなく、可愛いがでちゃうのは乙女……?」と投げかけると、「それは乙女!」と即答する永瀬と池田。永瀬は「あと、柄本さんがSNSで踊っていたのは可愛くて乙女でした!」と明かし、一方、監督は「僕は絶賛“乙女中”です! 鑑賞してくださった皆さんの顔色がとても気になるので……」と公開を迎えてナイーブな一面を打ち明けた。
また、今年実行したい○○計画と称して“今年の抱負”をフリップで披露。永瀬は「“真夜中二輪計画”! 僕以外、King & Princeのメンバーは二輪の免許を持っているので、僕も今年は取得して皆でツーリングとかしたいです。人があまりいない真夜中に行ってみたいです。なので、二輪の免許を取得したいです!」と意気込み、池田は「“真夜中キャンプ計画”です。年始は山籠もりしていて、電動チャリで山を駆け上って山で過ごしました。それが本当に楽しかったので、今年またしたいなと思いました!」と告白。柄本は「”上半身と下半身の連動計画”。上半身と下半身を繋げる体幹がとても弱いと言われて……。僕は上半身と下半身の連動の逆上がりできないので、できるようにしたい!」とフリップを掲げ、永瀬が繋げ方を尋ねると「……できないやつに聞かないで!」と突っ込む場面も。監督が「“『真夜中乙女戦争』観て欲しい計画”です! 本当に観て欲しいので!」と語ると、一同声を揃えて「それだった!」と、笑いあっていた。
最後に、監督は「この時代に、劇場で公開して観ていただけることに意義を感じます。今までできなかったことに対して、一歩踏み出す勇気を与える作品になっていることを祈ります」とコメントし、永瀬は「世間は暗くなりがちなニュースが多いですが、本作のキャッチコピーが“絶望は、光になる。”であるように、この作品が誰かの絶望を晴らして、明日から生きていくための光になればと思います!」と強く呼びかけ、イベントを締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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