2022-01-03 更新
10代・20代を中心に圧倒的支持を集める作家Fの初の小説 「真夜中乙女戦争」(角川文庫刊)。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた小説が、豪華キャストスタッフによって完全映画化!
主人公の無気力な大学生“私”を演じるのは、大人気グループ“King & Prince”のメンバーで近年俳優としても目覚ましい活躍をみせる永瀬 廉。映画『弱虫ペダル』(20)では第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(21)への出演でも大きな注目を集める永瀬が、鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めたこれまでにないダークな役柄で俳優としての新境地を魅せる。
また、そんな“私”が密かに想いを寄せる凛々しく聡明な“先輩”を映画『貞子』(19)やNetflixオリジナルドラマ「FOLLOWERS」(20)、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21)と続々と話題作に出演し、『夏、至るころ』(20)では原案・監督を務めるなどマルチな才能を発揮する池田エライザが演じ、しなやかで正義感のある “先輩”を見事に体現。
さらに物語の核となる一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を、数多くのドラマや映画に出演し、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールほか各種映画賞受賞歴を持ち、映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)ではW主演を務めた俳優・柄本 佑が演じ、圧倒的なカリスマ性をもつヒール役で重厚な存在感を見せ、異才を放つ。
そして脚本・監督・編集を務めるのは映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(17)で商業映画デビューを果たし、『チワワちゃん』(19)、『とんかつDJアゲ太郎』(20)と立て続けに話題作を手掛ける29歳の俊英・二宮 健。主演の永瀬と「かっこいい映画にしよう」と誓い合った通り、その唯一無二の映像センスで原作が持つ独創的な世界観をスタイリッシュな映像美でスクリーンに映し出す。
さらに主題歌は、史上最年少でグラミー賞の主要4部門に加え7冠の快挙を成し遂げた世界的人気を誇るビリー・アイリッシュの2021年7月に発売されたニュー・アルバムの表題曲「Happier Than Ever」に決定。怒りと失望を叩きつけるようなヘヴィでエモーショナルなサウンドが、過去と決別し「これまでよりもっと幸せな未来へ――」と向かう、映画の世界観と新たなシナジーを生み出し、まさに最後のピースとなった。
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。
友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。
そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った不思議な魅力を放つ凛々しく聡明な“先輩”と、突如として現れた謎の男“黒服”の存在によって、“私”の日常は一変。人の心を一瞬にして掌握し、カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛ける“私”。さらに“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。
しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ壮大な“東京破壊計画=真夜中乙女戦争”が秘密裏に始動する。一方、一連の事件の首謀者を追う“先輩”は、“私”にも疑いの目を向けていた。
“私”と“先輩”、“私”と“黒服”、分かり合えたはずだった二人の道は少しずつ乖離していき、3人の運命は思いもよらぬ方向へと走り出す……。
(2022年、日本、上映時間:113分)
キャスト&スタッフ
原作:F「真夜中乙女戦争」(角川文庫刊)
脚本・監督・撮影:二宮 健
音楽・撮影:堤 裕介
主題歌:ビリー・アイリッシュ「Happier Than Ever」(ユニバーサル インターナショナル)
特別協力:TOKYO TOWER
出演:永瀬 廉(King & Prince)、池田エライザ、篠原悠伸、安藤彰則、山口まゆ、佐野晶哉、成河、渡辺真起子、柄本 佑ほか
配給
KADOKAWA
2022年1月21日(金) 全国公開
■ オフィシャル・サイト: https://movies.kadokawa.co.jp/mayonakaotomesenso/ (外部サイト)
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