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2020-03-14 更新

ひとくずhitokuzu
© YUDAI UENISHI

イントロダクション

 人がつくりあげたルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続け、わずか26歳の若さで夭折した尾崎豊。『卒業』『I LOVE YOU』『シェリー』『15の夜』、いまもって宝石のような輝きを放つ尾崎の歌は何を伝えようとしていたのか。

 新宿ルイードの初ライブにさかのぼり、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、そしてなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片をひろい集め、糸をつむぐようにより合わせた「尾崎豊を探す旅」。

 映像作家・佐藤 輝の執念に突き動かされた編集作業を経て、初めて陽の目を見るありのままの尾崎豊がここにいる。いまを生きるすべての若者と、同時代を生きてきた永遠の青春に捧げる感動のオマージュ。


hitokuzu

ストーリー

 生まれてからずっと虐待される日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。

 幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。そして、鞠の母である凜の恋人から鞠が虐待を受けていることを知る。

 虐待されつつも母親を愛する鞠。鞠が虐待されていると確信した担任教諭は、児童相談所職員を連れてやって来るが、鞠は母の元を離れようとせず、保護することができずにいた。

 金田は鞠を救うため虐待をする凜の恋人を殺してしまう。凜を力ずくで、母親にさせようとする金田。しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の温かさを感じ本物の「家族」へと近付いていくが……。


hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

hitokuzu

(2019年、日本、上映時間:117分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本・編集・プロデューサー:上西雄大
撮影・照明:前田智広、川路哲也
音楽プロデューサー:Na Seung Chul
主題歌:吉村ビソー「Hitokuzu」
出演:上西雄大、小南希良梨、古川 藍、徳竹未夏、城 明男、税所篤彦、川合敏之、椿 鮒子、空田浩志、中里ひろみ、谷しげる、星川 桂、美咲、西川莉子、中谷昌代、上村ゆきえ、工藤俊作、堀田眞三、飯島大介、田中要次、木下ほうか

配給
渋谷プロダクション
渋谷ユーロスペースにて上映中ほか全国順次公開

オフィシャル・サイト
http://hitokuzu.com/ (外部サイト)



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