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2019-11-20 更新
山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、篠原哲雄監督
山崎まさよしが14年ぶりに主演を務める映画『影踏み』が、群馬にて11月8日(金)に先行公開し、11月15日(金)に全国公開となった。そしてこの度、テアトル新宿にて全国公開記念舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には主演の山崎まさよし、共演の尾野真千子、北村匠海、そしてメガホンを取った篠原哲雄監督が登壇し姿を現すと拍手と大歓声が沸き起こった。公開を祝福するために会場を埋め尽くした観客を前に無事公開を迎えた本作への気持ちを熱く語り合った。
山崎は本作が先日の群馬先行公開に続き、ようやく全国公開を迎えたことに「やはり、不祥事だけは避けたいなと思いました(笑)。何があるか分からないじゃないですか! 警察の厄介にならないようにと気をつけていましたね。キャストの皆さんにも何事もなく嬉しく思います」と山崎節全開のコメントで会場が大きな笑いで包まれた。
共演の北村は「宣伝活動も大変で、自分の演じた役の設定をネタバレせずに話すことが難しくて、取材時も答えることが出来なかったんです。撮影当時から約1年半経過していて、2歳も年を重ねているので、やっと公開を迎えることのできた嬉しさと寂しさがあります」と本作のプロモーション時の苦労を吐露した。篠原監督も「23年前に『月とキャベツ』でミュージシャン役の山ちゃんが本作では泥棒役ということで、山ちゃんの新しい魅力を見つけられたと思います」とコメントした。
本作が初共演だという山崎、北村、尾野はお互いの印象を聞かれ山崎は「匠海くんとは本読みで初顔合わせしたんですよ。そうしたら台本をコンビニの袋に入れて、格好も半ズボンで形に捉われない破天荒な一面を見せてくる子なのかなって思ったんです。でも撮影に入ると気を遣ってくれて、役と同じで弟に徹してくれて、フランクで打ち解け易かったです。尾野さんは映画やドラマでご一緒してたんですけど、こんなに面白い人だとは思わなかった! お二人とご一緒できて楽しかったです」と共演した北村、尾野への感謝を述べた。それに対して北村は「本読みの時の服装は間違えました……雪駄で“天才”と書かれたトレーナーを着ていて最悪でしたね……20歳のあの時は反骨精神があったのかな(笑)、それでもお二人が現場でも優しく、フランクに接していただいたので楽しかったです! 尾野さんはとても良い意味ですごくパワフルです!」とコメント。すると尾野は「緊張したままだとお芝居が出来ないのでひたすら喋っていたいんです。山崎さんは関西の人だし盛り上げてくれるかなと思ったんですけど、寡黙で真面目なんですよね(笑)。匠海君は20歳だからやんちゃ感があるかなと思っていたら、喋るときのトーンが低いんですよ(笑)。それでも話していくと楽しくなって仲良くなりましたね!」と撮影から公開を迎えるまでの時間を共にしてきた息の合ったトークを披露し会場を盛り上げた。
そして、イベントは終盤となり映画の大ヒットを祈願し群馬名物“高崎ダルマ”が登場! 本作の公開を記念して用意された“高崎ダルマ”の顔は主演の山崎の似顔絵となっており、登壇者を代表し山崎がダルマの目入れをすると墨が滴ってしまうハプニングが起こるも、山崎、北村の「ラストシーンの涙が流れるシーンを再現したんです!」と臨機応変な対応を見せ会場をさらに盛り上げた。
最後に山崎は「本作は最高のキャスト・監督・原作者・スタッフと一生懸命作りました。この映画はネタバレしてても楽しめる映画だと思いますので、この映画を愛してやってください。」と挨拶しイベントは終了した。
(オフィシャル素材提供)
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