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2019-08-20 更新
山崎まさよし、篠原哲雄監督、横山秀夫(「影踏み」(祥伝社文庫)原作者)
「64ロクヨン」「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫の「影踏み」(「祥伝社文庫」)。警察小説の旗手である横山作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の物語が、ついに映画化! 監督に『花戦さ』の篠原哲雄、主演に山崎まさよしを迎えた映画『影踏み』が、群馬にて11月8日(金)にて先行公開、11月15日(金)より全国公開となる。
全編オール群馬ロケで撮影された本作。映画の公開を3ヵ月前に控え、まさに本作の“誕生の地”である群馬県に、山崎、篠原監督、横山氏が山本一太県知事を表敬訪問し、群馬の人々に本作をPRした。
映画好きの山本知事はこの日のために山崎の主演作『月とキャベツ』を約20年ぶりに見返したそうで、「『月とキャベツ』のおかげで嬬恋キャベツがたくさん売れていると思います!」と当時の大ヒットを思い返した。
篠原監督も、『月とキャベツ』が長編デビュ―作ということもあり、当時から群馬県への思い入れが強く、「さりげない場所が多くあって、群馬でこういう映画が作られたんだと群馬県の皆さんに思っていただけると嬉しいです」と群馬県から世界へと本作を届けたいと山本知事に協力を仰いだ。山本知事も「映画を楽しみにしているので、ぜひ早く観たいです。県としても今後フィルムコミッションに力を入れたいと思っていて、東京から近いこの群馬県でたくさん映画を撮影してもらいたいです!」と応えるとともに、映画産業への注力をアピール。
また、正月に家族と温泉旅行で群馬に訪れたと話す山崎に「ご飯も美味しく、温泉もあります。ぜひ群馬に移住してもらいたいです!」と群馬県の魅力を熱烈アピール。
その後の個別取材で山崎は「(群馬県に)やっと戻ってきたような感覚でした。川や山間の景観が手つかずで、カメラにいい感じに映っていると思います。横山さんの原作には“民と官”の隔たりや矛盾しているものが裏テーマとして描かれていると思います。単に泥棒は“悪”ではありますが、権力に対してメスを入れていくところを見てもらいたいです」と話し、横山氏は「篠原監督の解釈や山崎さんの生きざまが映像に立ち上がっていて、私が書いた『影踏み』と地続き感が強く、映像化されて嬉しく思います」とコメント。
11月15日(金)の全国公開に先駆け、群馬県で11月8日(金)に先行公開する本作。群馬県を皮切りに、全国での盛り上がりに期待したい。
(オフィシャル素材提供)
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