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2019-08-20 更新
ミステリー界の巨匠・横山秀夫の原作で最も異色とされていた小説「影踏み」(祥伝社文庫)が、横山秀夫×山崎まさよし×篠原哲雄監督の奇跡的な出会いを経てついに映画化。“泥棒“=忍び込みのプロ(ノビ師)を主人公にした、犯罪小説ならではの<謎解き>と、登場人物に隠された<秘密>、人間の奥深い<心理>を重ね合わせた見事なストーリー。そこに映画ならではの斬新なエッセンスを加えて、かつてないエンターテイメント・ムービーを誕生させた。
主演には、14年ぶり(『8月のクリスマス』/2005年公開)の映画出演となる山崎まさよし。そして山崎とは『月とキャベツ』(1996年公開)以来旧知の仲の篠原哲雄監督が、日本映画史に新たな風を巻き起こす。
真壁修一は“泥棒”を生業としていた。単なる「空き巣」ではなく、深夜に人の居る住宅に侵入し盗みを働く、通称「ノビ師」と言われる泥棒。寝静まった民家を狙い“現金”を盗み出す忍び込みのプロで、その中でも真壁修一は一線を画すスゴ腕のノビ師。証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わすしたたかさから、いつしか警察からは「ノビカベ」とあだ名された。
ある夜、修一は侵入した稲村邸の寝室で、夫の寝ている側に火を放とうとする妻・葉子の姿を目撃する。咄嗟の行動で放火現場を止めに入ったが、その直後、修一をマークしていた幼馴染の刑事・吉川に逮捕される。
2年後、刑期を終えた修一を迎えてくれたのは弟・啓二、そして恋人の久子だけ。ただ、修一の頭にはこの2年ずっと気がかりなことがあった。何故、あの日の侵入がバレていたのか? 何故、自分だけが逮捕されたのか? そして、あの時夫を殺害しようとしていた妻・葉子の行方……。
それらを解明するために、修一と啓二は探偵さながらの行動を開始する。だが、すでに稲村邸は売却され、その後の彼女に纏わる事件は何も起こっていなかった。しかし、どうしても稲村夫婦の行方が気になる修一は、2年前に自分を逮捕した刑事の吉川や、バッタ屋の大室に彼らの足取りを探っていく。しかし、数日後、吉川は溺死で発見され、捜査の手は修一らにも……。
次第に事件と人間関係が明らかになるに連れて、20年前のある事件から止まっていた修一と啓二、そして久子の3人の運命の歯車も再び動き出す。
(2019年、日本、上映時間:112分)
キャスト&スタッフ
原作:横山秀夫「影踏み」(祥伝社文庫)
監督:篠原哲雄
脚本:菅野友恵
音楽:山崎将義
製作:「影踏み」製作委員会
制作プロダクション:菅野友恵
脚本:ドラゴンフライエンタテインメント
出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、鶴見辰吾、滝藤賢一、中村ゆり、中尾明慶、下條アトム、根岸季衣、大竹しのぶ ほか
配給
東京テアトル
11月8日(金) 群馬先行公開/11月15日(金) 全国ロードショー
オフィシャル・サイト
https://kagefumi-movie.jp/ (外部サイト)
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